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大正時代。まだ女性に自由などさほどなかった時代に、お茶目なじゃじゃ馬娘が恋に落ち、時代を駆け抜け、精一杯生きていく!

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
  • はいからさんが通る 全8巻完結セット (コミックセット)
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  • 出版社:講談社
はいからさんが通る 全8巻完結セット (コミックセット)
「はいからさん」こと花村紅緒。
母を早くに亡くし、父に育てられるも、家事は一切できず、女学校でも裁縫はからっきしダメ、しかし竹刀を持てば敵なしのじゃじゃ馬娘。

そんな紅緒はある日、ハンサムな将校、伊集院忍と偶然出会うのですが、
父から、その忍が、祖父母の時からの許嫁であるのだということを聞かされます。


忍は紅緒の女学校の友人、モダンガールである環の想い人であることを知った紅緒。

花嫁見習いで伊集院家に住まうこととなり、
そこで自分のダメっぷりを披露すれば、すぐに花村の家へ追い返されるだろうと環に告げます。


ところが、伊集院家の皆は次第に紅緒に惹かれていき、
また、忍も紅緒を大切に、愛おしく思うようになるのですが、
紅緒が酒場で起こした事件のせいで、忍は小倉へ転属させられ、そののちシベリアへと派遣されてしまうのです。


忍に好きだという気持ちを伝えていないままだった紅緒。

ところが、忍はシベリアで戦死したらしいとの訃報が・・・・


母の形見である白い喪服を見につけた紅緒は、
まだ婚約者であったにもかかわらず、未亡人として伊集院家を守ろうと、雑誌記者として働き始めるのですが・・・


娘が、夏休み、夜しかバイトがないので、昼間めちゃめちゃ暇だからとTSUTAYAにコミックレンタルしに出かけまして。
わたくし、この春から新しい職場に契約で勤め始めたので、半年たたないと有給休暇がもらえず、今年の夏は夏休みがないのですが・・・

見つけてしまったのです、『はいからさんが通る』全巻!!!


三連休、読みましたよ、一気に。


実際の連載は、私が五歳の時からだったので、当然リアルタイムでは知らなかったのですが、のちのちドラマ化されたり、ちょうど高校生の時に南野陽子で映画化されまして。
むかーし、友達に漫画を借りて読んだのですが、久しぶりに読み返すことができました。


ギャグがけっこう出てくるのはまぁさておき、
大正時代から始まる物語は、忍のシベリア出兵、関東大震災と史実どおりに進んでいき、
合間にいろいろな当時の豆知識なども出てきて、歴史の勉強にもなるかも。


読んでいて思いだしたのは、須賀しのぶの『芙蓉千里』シリーズ。

日本人の兵士である忍の部下が満州で馬賊になる、とか、
シベリアの地で忍が雪の中瀕死の状態になる、とか、
『芙蓉千里』シリーズを思いだしましたねぇ。


はねっかえりのじゃじゃ馬娘で、人情に厚く、誰にたいしても優しく、そして誰からも愛される天真爛漫な紅緒が、心の底から忍を愛し、忍の家族も愛し、
だけれども、自分だけは幸せになれないと、身を引く紅緒に、涙が止まらなくって・・・


職業婦人であることがまだまだよくは思われなかったような時代に、
結婚もしていない、婚約者だった忍の家族を養うために働きだした紅緒。
しかし、好奇心旺盛な紅緒は、職をもって外の世界に出たことで、さらに生き生きとしていきます。


とにかく、モテるんだなぁ・・・
本人は全く気づいてないけれど(笑)


レンタルなので返却しなくてはならず・・・

買っちゃおっかなー。
手元に置いておきたいなー(笑)
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  • 掲載日:2017/08/13
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この書評へのコメント

  1. ぽんきち2017-08-13 22:09

    「懐かしすぎる」に1票w

    雑誌は読んでいなかったですが、単行本をお小遣いでちまちま買っていました。

    紅緒が珍しくお色気勝負で番兵さんをたぶらかそうとしたシーンを見て、えっちな漫画かと思った母に激怒りされましたw

    番外編も楽しかったですね。
    これ、「杏奈とまつりばやし」(これは番外編じゃなかったけど)も入っているやつかな・・・?

    何かまた映画化されるみたいですね。ちらっと見たらだいぶ絵が違う(^^;)。
    http://haikarasan.net/

  2. yuko2017-08-13 22:19

    ぽんきちさん>「杏奈とまつりばやし」入ってましたよー。号泣したー(´;ㅿ;`)

    番兵さんのシーン、たまたまギャグでなくて、お色気たっぷりでしたもんねぇ。

    映画化の話、娘に聞いたんで私も見たんですけど、ちょっと受け入れ難い…
    見に行くつもりにしてたけど、やめます(>_< )

  3. あかつき2017-08-14 09:49

    少尉殿より編集長でしょ、、、←ボソッ

  4. goldius2017-08-14 10:29

    編集部の壁に張り紙されていた
    「しつこく罵れ他人の失敗」「笑って誤魔化せ自分の失敗」
    というギャグが大好きでした。
    ストーリー漫画なのにギャグも面白いとアピールすると男性読者ももっと増えると思います。

  5. yuko2017-08-14 19:19

    あかつきさん>編集長の人気、すごいんだよなぁ(^^;)
    私の周りでは少尉よりずっと人気ある(^^;)

  6. yuko2017-08-14 19:20

    goldiusさん>そうそう、あちこちにギャグ満載ですよねー。
    そのおかげで、お目目キラキラ少女漫画が苦手な人にも受け入れやすいかもしれませんね(^^)

  7. あかつき2017-08-22 11:50

    今週の一位おめでとうございます!(^○^)
    このおかげで古い大和作品が流行らないかしら!?
    ヨコハマ物語とか、NY小町とか、天の果て地の限りとか、、、

  8. yuko2017-08-22 19:23

    あかつきさん>ありがとうございます(*´▽`*)
    久しぶりの週間一位、漫画・・・(;´∀`)
    うちにはあさきゆめみししかないんですよねぇ・・・
    しばらく漫画シリーズで行こうかなー。
    ヨコハマ物語、よみたいなぁ♪

  9. ランピアン2017-08-23 21:42

    初めまして、新参者のランピアンと申します。

    私の少年時代にアニメ化もされているのですが、読んだことも観たこともありませんでした。こういうストーリーだったんですね。自立した強い女性、NHKの朝ドラになりそうなテーマですね。

  10. yuko2017-08-23 22:01

    ランピアンさん>コメントありがとうございますー(*´-`*)

    まさにタイトル通り、ハイカラさん、職業夫人となり、愛する人を探すため満州まで渡ってしまう…
    本当にNHKの朝ドラになりそうですよね!

  11. マーブル2017-08-23 22:26

    こんばんは。

    南野陽子さんの時の忍は阿部寛でしたっけ?
    妻はよく見てたみたいで、今でも大正女学生の格好を見ると「はいからさん!」と言ってますね。

  12. 祐太郎2017-08-24 07:18

    ベストテンで、南野陽子が阿部寛を従えて歌ったときは、そりゃあ、うっとりしたものでした。(隠れナンノファンでした。)

  13. yuko2017-08-24 07:40

    マーブルさん>そうでしたそうでした!
    私も卒業式で袴を着て、はいからさんだーってうれしかったですよ♪

  14. yuko2017-08-24 07:41

    祐太郎さん>ナンノファン、多かったですねぇ・・・
    うちの弟も好きでしたよ( *´艸`)

  15. 173205082017-12-03 16:34

    全8巻なんですね!昔好きで買った記憶がありましたけど。基本少女マンガですよね、姉に貸したらそれっきりになりましたね。私はテレビのアニメから入って好きになりましたけど、映画も良かったですね!ナンノコレ式?マンガでもアニメでも最終回が子供ながらにも泣けたのを覚えています。また読みたいですね!ありがとうございました。

  16. yuko2017-12-03 20:47

    17320508さん>たくさん投票ありがとうございます!
    今読み返しても泣けますよー。よかったらまた読んでみてくださいね!

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