キュレーターの殺人
安定のワシントン・ポーシリーズというよりもポー&ティリーシリーズ いやぁどんどん内容が濃く複雑になってきている。
例によって、冒頭でいきなりの残虐な犯罪が描かれている。今回は二人(ポー&ティリーね)の上司のフリン警…
本が好き! 1級
書評数:572 件
得票数:12042 票
最近歳のせいか読書スピードが落ちているにもかかわらず、本好きが昂じて積読本が溜まっております。
そして、歩けるうちにとアチコチヘ顔を出すようになりました。
現在はビブリオバトルを普及することに力をいれております。
その為読書メーターにはコミュニティーも作りました。
( ゚∀゚)つ https://bookmeter.com/communities/337701
いささかひねくれた年寄りですがよろしくお願いいたします。
2016年12月 読書メーターのプロフィル画像とハンドルネームをちょっと変えてみました(*^^*)
読メハンドルネーム oldman獺祭魚翁
安定のワシントン・ポーシリーズというよりもポー&ティリーシリーズ いやぁどんどん内容が濃く複雑になってきている。
例によって、冒頭でいきなりの残虐な犯罪が描かれている。今回は二人(ポー&ティリーね)の上司のフリン警…
戦後80周年ということで、図書館で特集されていた。
「新しい世界史叙述」の試みを、翻訳で日本語読者へ届ける。『せまりくる黄昏れをまって、はじめて飛び立つミネルヴァのふくろう』
久しぶりに「ミネルヴァのふくろう」とのご対面。 世界史といえばミネルヴァ書房の得意分野の一つで、この…
ヨーロッパの神話や伝承、伝説に登場する怪異生物や妖精を網羅した事典。『月刊ムー』で執筆を行っていた著者の労作といえる。
著者名を見て、気が付いたが、著者の書籍を何冊かを積んでいる事に気が付いた。積んでいるのは日本関係の書…
「ヒゲの殿下」こと寛仁親王殿下の第一王女として育ち、皇族として初めて海外の大学の博士号をとられた彬子女王殿下の留学記。楽しく愉快な名エッセイ。
先般 彬子女王殿下が「徹子の部屋」に出演された時のお話が凄く面白かったので、これはと思い手に取った。…
「破壊なくして創造なし」橋本真也
先ずは英国推理作家協会賞(ゴールドダガー賞)受賞おめでとうございます。 実はハードボイルドやバ…
なんというべきか、中国版都築道夫。これは中国の「ナメクジ長屋」だろう。妙に癖になる武侠の世界。
時代的にには「明代」辺りだろうか?内容はミステリーというよりも 捕物帖ともいうべき話だ。 江湖(こ…
相変わらず強烈な冒頭、いやいやこんな料理をこっそり食っておいて犬を喰うのは野蛮なんでしょうか?
悪食という言葉があります。世界十大悪食には日本から「活け造り」とドジョウの「地獄鍋」が挙げられていた…
この疾走感は何だ! イギリスのディーヴァーが現れた。
2025年版の『このミステリーがすごい』で4位に入った 『ボダニストの殺人』 を読んで、その爽快なス…
ウィルス性脳炎のパンデミックから人々を救った脳の縫い糸、通称「ユアフォルマ」。日常に不可欠な情報端末となり糸は全てを記録する。「第27回電撃小説大賞受賞作」
サークル「SF文学振興会」の第2回読書会テーマ作品。あまりこういうなろう系のノベルは読まない方なので…
古書店「十月堂」の物語 この柔らかい優しさが大好きです。……このまま自身が古書店の棚に並ぶまで続いて欲しいなぁ
『本なら売るほど1』 に続いて第2巻。 今回は「鷹の目を持つ男」「生ける人々の輪舞曲」「本の…
「動物のなかで赤面するのは、人間だけーーー 赤面する理由があるのも、人間だけ」 マーク・トウェイン
「大丈夫、俺を信じてこの導火線に火を点けろよ」そう言われて誰もがホイホイ火を点ける訳では無い……筈だ…
「いまこそ、我らが緑の大地を、我らの手に取り戻す時」「時は来た。根絶やせ」『トリフィド時代』とは異なる、現実に即したSFと言って良い作品。
植物が人を狩るSF小説と言えば ウィンダムの有名な 『トリフィド時代』 (東京創元社)がありますが、…
上下併せた感想を書いて有ります。
上下併せたはこちら⇒ ボタニストの殺人 上
こ、こ、これは面白いぞ!
上、下巻通しての感想です。 これは面白い。「このミス」での評価が高く、英国のディーヴァーという評判…
古書店が大好きである。
馴染みの古本屋はもう一年以上行っていない。古本屋はお金に余裕が有る時に行くべきである。古本屋での出会…
五編の短編からなる直木賞受賞作。流石です、5編のどれも珠玉の物語です。久しぶりに小説らしい小説を読みました。
いや最近はミステリーやSF、コミックばかり読んでいる為か久しぶりの中間小説を読んで満足しました。 …
『大阪豆ごはん』や『誰も寝てはならぬ』の作者サライネスの楽しいダラダラコミック。やれやれ、待ちに待った三巻です。楽しいのは相変わらずです。
何しろ一年半ぶりの単行本ですが、月1話連載で、しかもそのネームの苦闘ぶりをXで知るだけに文句は言えま…
自称「東京の下町辺りに棲息する」人物。西欧美術に詳しいが結構下世話な話もする。そんな軽みと美術のの取り合わせが楽しい本です。
著者は 昔の風俗をつぶやくよ と 昔の芸術をつぶやくよ の二つのサイトを運営し、 つい人に話したくな…
いや、「鬼より怖い」と言われた「新潮社校閲部」を描いたコミック! 『くらべて、けみして 校閲部の九重さん』と言うタイトルが素晴らしい。
以前、『重版出来』で鴎来堂という校正専門会社を知り、神楽坂の 「かもめブックス」 (鴎来堂が営業して…