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たいりょう

たいりょう さん

本が好き! 1級
書評数:171 件
得票数:2587 票

某地域包括でケアマネ兼社会福祉士で仕事中。
ミステリを中心に、日本の古典や民俗学、宗教学が読書傾向。年を重ねるに連れて読書スピードが落ちているのが、もっかの課題。。

書評 (171)

魔眼の匣の殺人

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魔眼の匣の殺人

○○○という前代未聞のクローズド・サークルを産み出したデビュー作。今回は正統派ミステリでありながらホワイダニットの極北を描き出しました。ミステリとしてのロジックも含めて、前作よりレベルアップしてます。

『屍人荘の殺人』で○○○という斬新なクローズド・サークルを産み出した今村さんのシリーズ第2作。 前作…

投票(13コメント(0)2019-02-24

元年春之祭

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元年春之祭

日本の新本格、アニメ的造形、そして漢籍・・・作者のこだわりがすべて詰め込まれた結果、後半は新本格らしい設定といえるし、逆に「黒死館」的前半は、あるいは新本格を突き抜けて古典に回帰してるような怪作。

 去年のミステリ系ランキングでもボツボツとランクインしている華文ミステリ。帯で三津田信三さんが「「ミ…

投票(14コメント(0)2019-01-12

「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪: 古代史謎解き紀行 (新潮文庫)

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「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪: 古代史謎解き紀行 (新潮文庫)

これまでの著者の歴史観をベースにはしているけれど、淡路・大阪に関する論説以上に、全編に散りばめられたオヤジギャクがあまりに滑っていてソッチのほうが印象に残ってしまった。

 古代史謎解き紀行、今回は日本誕生の地「淡路」と、常に商業の大拠点でありながら政治拠点としては短命だ…

投票(11コメント(0)2018-12-17

ちょっと一杯のはずだったのに

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ちょっと一杯のはずだったのに

前作とガラッと変わった雰囲気、密室ものでありながら密室の解明よりも、犯人を追い詰める為の手段のほうが作者が書きたかったところなのかも。文章は格段に良くなってて、あとは前作との好みの問題かも。

『スマホを落としただけなのに』が思いの外面白かった志駕さん。店頭に二作目が並んでいたの早速手に取りま…

投票(13コメント(0)2018-07-19
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