乱反射
通りの樹木が倒れ、子供を直撃し子供は死亡。子供が死亡したことには、いろんな偶然が重なっていて、誰の責任でも無くなってしまう。
貫井の最高傑作といわれる「乱反射」を今頃手にとる。600ページにならんとする大長編。読み切るのに2…
本が好き! 1級
書評数:6195 件
得票数:91137 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。
通りの樹木が倒れ、子供を直撃し子供は死亡。子供が死亡したことには、いろんな偶然が重なっていて、誰の責任でも無くなってしまう。
貫井の最高傑作といわれる「乱反射」を今頃手にとる。600ページにならんとする大長編。読み切るのに2…
処方も治療も行わず、ひたすら患者に寄り添う医師。こんな浮世離れをした医師を患者に寄り添う医師として作り上げる。正直あり得ない。
「処方箋のないクリニック」シリーズ第2弾。 主人公の青島倫太郎は父が開いた青島総合病院の長男…
大どんでん返しの名人中山七里。ストーリーやその本質から全く離れた人物を犯人にするのは、まったくやりすぎ。
かの幼稚園保育士、神尾舞子が活躍する「闘う君の唄を」に続くシリーズ第2弾。 「闘う君の唄を」…
小説を教えるには、言葉だけでは限界がある。その限界を超えるには体の関係が必要。
私は会社時代殆ど貿易部に勤務していた。毎年4月に女性の新入社員が4-5名配属されてきた。女性社員は…
純真無垢な少年が、少し大人になったのはいつだっただろうか。
数日前に春風亭一之輔の「まくらが来りて笛を吹く」を読んだ。週刊朝日の一之輔さんのコラムを収録した本…
菅原道真なんてお参りして、受験合格祈願をしても、何の御利益もないよ。
生まれも同い年の2大巨匠の女流歴史作家の杉本苑子と永井路子の日本史対談集。 私は今、地区に…
月数百円の電気代で過ごす生活の実践。快適と言うが・・・・。
朝日新聞でアフロヘアーとして有名だった記者の著者が描く人生50年後をどう生きてゆくかを描いたコラム…
殺人事件がいくつも起きる。その手口がえげつなく現実離れをしている。そこが面白いのか、はたまた、白けてしまうのか。
初めて読む麻見さんのミステリー作品。 ちょっと気分が悪くなる、猟奇殺人事件が連続して起きる…
6月の花嫁、ジューンブライドの由来とは?
今や「笑点」で際立った面白い回答で、大人気落語家春風亭一之輔が今は無き、「週刊朝日」に連載していた…
冷たく、不愛想な女性のお腹のの中から元気溌剌な声がする。
瀬尾まいこは固いファン層に支えられている売れっ子作家だ。 彼女のどこに引き付けられるのだろうか。…
原爆の悲惨さを知りたければ、この作品を読むべし。
島津恋愛文学賞受賞作品。 吉田修一は長崎生まれ。歌手の福山雅治も同じ長崎生まれ。2人が話を…
トラブルがあると、なにはさておき、謝罪する。会社には謝罪名人が必要だ。
2015年から、猪苗代湖で、音楽とアートのイベント「オハラ☆ブレイク」が毎年開催されている。主催者…
吉本さんでも、夕食の唐揚げを買いに行くんだ。
雑誌「NOTE」で連載しているエッセイをコロナ下、2022年6月から12月までのものを収録している。…
地下鉄を降りる。出口に向かうが、いつまでも出口に出られない。ループを繰り返す。
この作品は、2023年インディーゲームクリエーターのkotake Create氏が制作した「8番出…
俺も変わるから、おまえも変われ!だから腹を割って話そう。でも、腹を割ったら血がでるだけさ。
いつも書くのだけど、今70歳半ばを迎え、過去を振り返ると、しまったなあ、間違えたなあ、と失敗をした…
僻み根性丸出しの私には、読むには苦しい本。
2016年、偶然の出会いで、著者中谷さんは、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者、ティロ…
南米ペルーに行く。旅の最大のハイライト、マチュピチに豪雨で行けなかった。それが、旅で一番良かった。
「時をかけるゆとり」「風とともにゆとりぬ」に続くエッセイ集で、この本が3部作の完結編となる。 …
医者により、「死亡確認」がなされた遺体を、火葬するまでにいれかえる。ユニークな発想に脱帽。
3作品が連作となって収録されている。 知念の特徴は、祟り、呪いなどによって起こる、超常現象…
良い物語というのはどんな物語?作者大崎さんの思いを、作品でベテラン編集者鈴村に言わせている。
老舗出版社千石社の編集部門に勤める工藤彰彦が物語の主人公。パーティーで出会った作家家永嘉人が悪酔い…
高校2年の女子高生が次々襲い掛かってくる危険にたいし、戦い克服してゆく。宮崎アニメを彷彿させる物語。
主人公は高校2年の女子高生水島悠菜。お父さんが幾つかの本を刊行していて、それが学校の図書館にあった…