「グレート・ギャッピー」からは冒頭のこちらのフレーズ。
In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I've been turning over in my mind ever since.
“Whenever you feel like criticizing any one”,he told me, “just remember that all the people in this world haven't had the advantages that you've had.”
見知らぬ島への扉
「自分から離れてみないと、自分のことは発見できないものなんだ」
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華麗なるギャツビ-
In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I've been turning over in my mind ever since.
“Whenever you feel like criticizing any one”,he told me, “just remember that all the people in this world haven't had the advantages that you've had.”
各種日本語訳はこちら↓をどうぞ。
http://www.honzuki.jp/book/125...
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コルシア書店の仲間たち―須賀敦子コレクシ…
「人間のだれもが、究極においては生きなければならない孤独と隣あわせで、人それぞれ自分自身の孤独を確立しないかぎり、人生は始まらないということを、すくなくとも私は、ながいこと理解できないでいた。
若い日に思い描いたコルシア・デイ・セルヴィ書店を徐々に失うことによって、私たちはすこしずつ、孤独が、かって私たちを恐れさせたような荒野でないことを知ったように思う。」
僕はあと1年で還暦ですが、今の仕事から完全にリアイアした時に、もしかしたら僕の本当の人生が始まったと思えるのかも?
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一刀斎夢録 上
因果応報などというは坊主の説教で、そのような摂理が何もないのは、ほれ、この通りだ。要は、斬れば斬り得、斬られれば斬られ損ということじゃな。おぬしも人殺しをなりわいとする軍人ならば、そのことはよく肝に銘じておけよ。
忘れられない一節をパソコンにメモっている私に死角はない、です。
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それともあれかな?明かしちゃうと新たに死角ができちゃうとか?!ww
リセット
「星です。わたしの最初の記憶は、流れる星なのです。」
なぜこの一文が好きなのかうまく説明できないのですが、最初に読んだ時の衝撃が忘れられません。
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夜寝ても 口笛吹きぬ 口笛は 十五の我の歌にしありけり
かの時に 言ひそびれたる 大切の 言葉は今も胸に残れど
ロウフィールド館の惨劇
"Eunice Parchman killed the Coverdale family because she could not read or write."
「ユーニス・パーチマンがカヴァイデイル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである」
ルース・レンデルの『ロウフィールド館の惨劇』です。
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野獣死すべし (1954年)
「私は人を殺そうと思うのだ。その男の名前は知らない。何処に住んでいるのか知らない。どんな顔をしているのかも知らない。だが、私はその男を探し出して、殺そうと思うのだ...」
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アデン、アラビア/名誉の戦場 (池澤夏樹…
「僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない」
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スターリングラード 運命の攻囲戦 194…
こういう夢のために、命を落とした人間は、人類の長い歴史の中で、はたして何十億人いるのでしょうか。そんなことを考えます。
「眼前にドイツ軍の群れあり。さらば、戦友よ。我々は後退しなかった」
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二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳か…
高野悦子さんの1963年1月1日、13歳最後の日の日記に書かれた詩です。上手い下手以前に、なんと生きる歓びに満ち溢れた詩なのでしょう。これから6年半後の彼女の運命を知っているだけに、心に突き刺さります。
(連投でゴメンナサイ。このテーマだといくらでもでてきそうで、コワイです)
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そうです!頭より腹に残る詩なのですよね。
本棚には『二十歳の原点』の横に、この本も並んでいます。
『二十歳の原点』に書いていた、金子光晴の「おつとせい」の詩が衝撃的でした。
hackerさん、今度は樺美智子さんが出て来そうですね。
サルバドールの朝―鉄環処刑された一アナキ…
「チクショウ! 何でこんなことがまかり通るんだ。何でお前がこんな目に遭わなければいけないんだ。フランコのバカヤロウ。サルバドール!!」
です。実は今この文章を書いている合間にも涙が…。
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異邦人
「今日ママンが死んだ」
言わずと知れた...
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僕の人生にとってかなり重要な作品ですので、いつか書評を書きたいと思っています。
家守綺譚
心惹かれつつも、きっぱりと断るシーンです。
「(略)日がな一日、憂いなくいられる。それは理想の生活ではないかと。だが結局、その優雅が私の性分に合わんのです。私は与えられる理想より、刻苦して自力で摑む理想を求めているのだ。こういう生活は、」
私は、一瞬躊躇ったが勢いが止まらず、
「私の精神を養わない」
・・・繰り返し読むたびに、いつもこのシーンで痺れます。
その後に『失礼な態度で、言い過ぎたこと』を詫びに行く主人公(綿貫さん)が、いい人すぎてまた泣かせるんです~(^_^.)
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私の本は積読山の中で苔むしているような気がする……。
是非ともその巨大山脈を掘りおこしてください(笑)
私はかもめ通信さんのこの本のレビューも読みたいです~!!
タイガーズ・ワイフ
書評も書いた『タイガーズ・ワイフ』より。
医師の祖父が孫に言った戦争についての台詞だったと思います。藤井光さんの訳もいいですね。
「大人は恐怖の中で死ぬ 彼らは必要なものはすべて医者から奪っていくし、医者としての務めとはそれを与え、彼らを慰め、手を握ってやることだ。だが、子どもたちは生きているときと同じように死んでいく 希望を持ったまま死ぬんだ。何が起こっているのか知らないから、子どもたちは何も期待しないし、手を握ってほしいとも言わない。だが、今度は医者のほうが、子どもたちに手を握ってほしいと思うようになってしまう。子ども相手だと、独りぼっちになるんだ。分かるか?」
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灰色の輝ける贈り物
「自分本位の夢や好きなことを一生追い続ける人生より、ほんとうはしたくないことをして過ごす人生のほうが、はるかに勇敢だと思った。 (P26)」
『船』のなかに出てきます。自分の好きなことをするために村を出る息子が、村にとどまった父への思いを語ったものです。
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この冬こそ!…って毎年いっている気が…(汗)
蝮のすえ・「愛」のかたち (講談社文芸文…
私は無表情のときも苦笑するときもあつた。どんな時でも、死なないで生きてゐられると、そればかり感じた。最初は恥を忍んで生きてゐる気でゐた。だがフト気づくと、恥も何もないのであつた。私の無表情や私の苦笑は、恥も何もなく、只生きてゐるだけの一枚看板であつた。
━━━━
かえって中国で敗戦を迎えることで、敗戦国民としての生に悩むのではなく、まずは人としての生に苦悩しそれを全うせよとの名短篇「蝮のすゑ」の冒頭。もちろん、同作者の『司馬遷』の冒頭、
「司馬遷は生き恥さらした男である」
に対応する見事なつかみ。武田泰淳の文体はとにかくグイグイ迫ってくる。
泰淳にかぎらず、椎名麟三とか野間宏、梅崎春生あたりの第一次戦後派のかたっ苦しいフェティッシュな文体は、私のような変態にはたまらないものがある。
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すばらしい新世界
オルダス・ハクスリー/著 黒原敏行/訳『すばらしい新世界』光文社 より。
すばらしい。「すばらしい新世界」とどちらがすばらしいのかわからないですが…すばらしい新世界も良さそうなのですが…。
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移動祝祭日
先日レビューを書いたばかりなのですが、ヘミングウェイの言葉です。
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悪党パーカー/漆黒のダイヤ
非情のプロフェッショナル、パーカーの言葉です。ウンチクがあります。
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ぼくは勉強ができない
山田詠美の「ぼくは勉強ができない」の中のこのフレーズは
母親が高校生の息子に言った言葉です。
私も子ども達が悩んだり傷ついたりした時に
こんな言葉で応援したいと思っています。
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毛虫の舞踏会 (1979年)
堀口大學訳『毛虫の舞踏会』に収録の短編
トリスタン・ドレエム作「少年パタシュ」より
若者たちに告ぐ!人生半分を過ぎると、よく反芻するようになりますよ(-_-)
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最後だとわかっていたなら
そうすれば もし明日がこないとしても あなたは今日を後悔しないだろうから
そして わたしたちは 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されてはいないのだということを
『最後だとわかっていたなら』より抜粋
作 ノーマ・コーネット・マリック
訳 佐川睦
東日本大震災の後に新聞に紹介されて知った詩です。
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泣きましたとも( i _ i )機会があれば、全部読んでみていただけたら嬉しいです。
日記
「幸恵の心は、おとっちゃんやおっかさんの慈愛に対する感謝でもって一ぱいになってゐたといふ事だけは真実な事です。ゆるして下さい。それだけでゆるして下さい。」
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新編宮沢賢治詩集
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらつていかう
わたしたちがいつしょにそだつてきたあひだ
みなれたちやわんのこの藍(あゐ)のもやうにも
もうけふおまへはわかれてしまふ
(Ora Orade Shitori egumo)
ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ
宮沢賢治が、若くして亡くなった妹のトシを思って詠んだ「永訣の朝」の一部です。(Ora Orade Shitori egumo)は、花巻に生きたトシの言葉をローマ字で表したものらしいです。
「永訣の朝」全文が掲載されているページ
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思いつきでお喋りしてたのに、さっそく実現して下さって嬉しいです(^-^)/
この詩は読んだ瞬間に好きになりました。本当にいい詩ですね……。
>かもめ通信さん、Wings to flyさん
56番見てきました! あのコメント欄がきっかけだったんですね。印象深い一節はいくらでも出てきそうな気がするので、文庫100冊並みに長ーい掲示板になるかもしれませんね。
米長邦雄の運と謎―運命は性格の中にある
本書の中で引用されている言葉です。団鬼六のエッセイにはウンチクのある言葉が多いです。
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亡命ロシア料理
『料理と人生、つい比較してしまう。どちらにおいても「人は生きるために食べているのであって、食べるために生きているのではない」という格言は正しい。しかし、本当のことを言うと、人は美味しく食べるために生きているのだ。』
こういうのも笑えますね。『結局、人間はイカみたいな頭足類に似ているとも言えるし、帆立貝みたいだとも言える。生まれたての頃はしっかり何かにしがみついていても、成長したら一人で自由に海底に横たわっているのだから。』
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私は映画だ―夢と回想 (1984年)
「こんな小石だって、何かの役にたっているんだよ」
この言葉の意味をきちんと実感できるようになるまで、最初にこの映画を観てから20年かかったと思います。
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イェルサレムのアイヒマン―悪の陳腐さにつ…
ハンナ・アーレントによる、なんと重い言葉でしょう...
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「好きなものは呪うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。――」
坂口安吾の凄まじい傑作、『夜長姫と耳男』です。
読後、言葉を失ってしまいました。
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小林秀雄訳、ポオル・ヴァレリイ「テスト氏(エミリイ・テスト夫人の手紙)」 から。
10代の終わり頃に接して、なぜか、こころに焼き付いて剥がせられない一文なのです。
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奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家…
奇跡のリンゴ-「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録より。
普段仕事に溺れている毎日だと、表面的なことしか考えていないことがあります。自分は努力していると思っていても、うまくいかないこともあります。いつもと違う視点で考えなければ見落としてしまうことがこの世の中には多く感じます。
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ひまわりのかっちゃん
本書は作者の自伝的小説で、小学生時代の恩師森田先生の言葉です。シンプルですが、とても大切なことです。
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ポール・ニザン著作集〈5〉陰謀 (197…
この小説を最初に読んだ時は十代でした。そのせいかどうか分かりませんが、30歳の誕生日は一晩泣き明かしたものです。そこからさらに30年以上生きてきましたが、いまだに痛みを感じずに、この文章を読むことができません。
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二日月 (山岸凉子スペシャルセレクション…
本書に収録されている『朱雀門』の登場人物の言葉です。山岸涼子は、私のお気に入りの作家の一人です。
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原口統三の遺稿集『二十歳のエチュード』に、「立ち去る者」と題して寄稿された森有正の文章です。
原口統三は昭和21年10月25日に19歳で自殺した一高生。
この本と出会ったのは高校生の頃ですが、森有正の、「戦に敗れて殺されて死んでもらいたかった」ということばが、さまざまな思いとともに僕のこころに残っています。
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言いまつがい
○先輩が「ペガサス」という言葉が出てこず、
「ほらほらあれ、あの〜、馬に鳥が生えたやつ‼︎」
と言いました。
気持ちはすごくわかるけど…
○母が上品な洋服を身にまとってひと言、
「どう?サブレっぽくない?」
一瞬ぽかんとしてしまいました。
「セレブ」と言いたかったようです。
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言いまつがい、金の言いまつがい、銀の言いまつがい、全部愛読書です^^
あ、お友だちがいた。嬉しい♪
(=´∀`)人(´∀`=)
読むとほんわか幸せな気分になりますよね〜〜!
マンゴー通り、ときどきさよなら
友だちや近所の人は、いったいあのエスペランサはどうしてしまったの?というんだろうな。本や紙をあんなに持って、いったいどこへ行ってしまたんだろう?どうしてあんなに遠くまでさっさと行っちまったんだろうって。
みんなにはわからないだろうな。わたしは帰ってくるために出ていったってことが。わたしがあとに残してきた人たちの代わりだということが。出ていけない人たちの代わりなんだということが」
旅をする人、さまよう人、流れる人、でも過去を忘れない人の心情が凝縮されていて、とても好きな文章です。
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石牟礼道子全集・不知火 第15巻 全詩歌…
ひとすじの白虹(びゃっこう)となって
飛びつづけている鳥が
いま
絶命する
石牟礼道子の詩『出魂』の一部です。絶命する、の迫力にひきつけられました。同じ著者では、水村紀行という俳句のなかの「湖底より仰ぐ神楽の袖ひらひら」も、湖底からの視点が斬新でお気に入りです。
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なぜ古典を読むのか
古典とは、ふつう、人がそれについて、「いま、読み返しているのですが」とはいっても、「いま、読んでいるところです」とはあまりいわない本である。
心当たりがありすぎて読みながら思わず赤面してしまった一文です。
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グレート・ギャツビー
絶え間なく過去へと押し戻されながらも。」
「So we beat on, boats against the current,
borne back ceaselessly into the past.」
全体を読んでいないと前後の文脈が分からないので、感傷的なセンテンス、
としか思えないかも知れませんが、とても美しい文章で、自然と諳じれるように。
村上春樹の訳文も印象的です。
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ちなみにここ野崎訳では
「こうしてぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、流れにさからう舟のように、力のかぎり漕ぎ進んでゆく。」
となっていました。
http://www.honzuki.jp/book/47527/review/103284/
かもめ通信さんは野崎訳がお気に入りのようですね^^僕は未読だったのでレビューを拝見させていただき読み比べましたが、個人的にはハルキ訳推しかも。ですが、このセンテンスだけでも、かなり異なる雰囲気が出ていたので、自分なりのギャツピー(←真似(笑))像にハマればどちらも素晴らしいと思います。
フィッツジェラルドの墓碑銘としても刻まれているくらい、彼にとってもエピファニー的な一文だったのかも知れませんね^^
ノルウェイの森 上下巻セット (講談社…
自分に同情するな 自分に同情するのは 下劣な人間のやることだ。
滅入ると、この言葉を思い出して、違う選択肢を探します。
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村上龍映画小説集
村上龍氏の言葉が胸に突き刺さります。
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アホの壁
これは帯の言葉です。
「アホの壁」
筒井康隆先生は最後にこの言葉で本を締めます。
「アホ万歳。」
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草野心平詩集
「ドシドシガンガン唄つてくれ
しみつたれ言はなかつたおれぢやあないか
ゲリゲぢやあないか
満月ぢやあないか
十五夜はおれたちのお祭りぢやあないか」
版によって微妙に文言は違うみたいですが、いずれも草野心平の詩『ヤマカガシの腹の中から仲間に告げるゲリゲの言葉』からの引用です。
亡くなった方の門出を祝いたくなりますね。
十五夜はおれたちのお祭りじゃあないか!
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まぼろしハワイ
わざとか、(人以外は)平仮名ばかりで書かれていますね。
よしもとばななの「まぼろしハワイ」から。
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終わりと始まり
またやって来たからといって
春を恨んだりはしない
例年のように自分の義務を
果たしているからといって
春を責めたりはしない
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私はタブッキから入りましたがw
http://www.honzuki.jp/book/192349/review/80581/
死者の書・身毒丸
死者の書
彼の人の眠りは、徐かに覚めて行った。
・・・・
した した した。耳に伝うように来るのは、水の垂れる音か。
漆黒の中、遠い記憶とともに、冷たい洞窟で目覚める「彼の人」とは誰か。
微かな死の香りが漂う古代ロマンです。
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真神・鷓鴣―三橋敏雄句集
真神
「絶滅のかの狼を連れ歩く」
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はだか―谷川俊太郎詩集
はだか
「さようなら」
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない
決然とした寂しさを抱え、ひとは幾度も旅立つのかもしれません。
*あっちでもこっちでも立て続けですみません(^^;)
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マルベリーボーイズ
9歳の少年に母親がかける言葉です。
そのとき、少年はまだ知りませんでした。たった一人祖国を離れアメリカに渡ることになろうとは。
マルベリーボーイズ
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王になろうとした男
数々の名作を撮ってきた映画監督ジョン・ヒューストンによる、ハンフリー・ボガートへの弔辞です。
親しい人を失った時の悲しみを、実に率直に表現していて、印象的です。
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アンソロジー おやつ
「おばあちゃんがくれるお菓子は、絶対ブルボン。「ホワイトロリータ」とか「ルマンド」とか。」
この断言っぷりが素晴らしいな、と。
おそらくブルボンの「ルマンド」を知ってる人は、ここで必ずあるあるある~!!と言いながら爆笑すること間違いないだろうなぁ・・・と嬉しく楽しくなってしまう一文です。
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ブルボンから出ていて、(お菓子の名前を忘れてしまいました)
どうしても欲しくて、ブルボンに電話をかけた事があります。
売っている店も、親切に教えてくれ、無事買えました。
が、そのお菓子は見かけなくなってしまいましたとさ(泣)
すごい・・・そこまで探してもらえたお菓子は幸せですねぇ。お菓子冥利に尽きるってもんです(^^)v
たとえ後に姿を消しても・・・(T_T)
ああ、気になる・・・どんなお菓子だったんでしょう・・・。
草木塔
われみづからのまことなる詩を
種田山頭火「銃後」の一節です。シンプルなんですけど、実感がこもっている気がしてなんだか好きですね。
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海辺のある夏 (1979年) (ハヤカワ…
これが、死に対する人間の本心ではないでしょうか。37歳の誕生日を目前にガンで他界したジェラール・フィリップを看取った妻のアンヌ・フィリップの作品からの言葉です。
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「戦争では生き残ることが唯一の栄光だ」Surviving is the only glory in war
サミュエル・フラー監督の傑作戦争映画『最前線物語』(1980年)からです。
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レクイエム
「わたしといると最後はだれもがそうなるのさ。だけどね。そもそも文学の役割とはそこにあるのだとは思わないかい?ひとの不安をかきたてることだとは?」
タブッキ『レクイエム』の一節です。
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ごろごろにゃーん(こどものとも絵本)
ちょっと意味は違うのですけれど、一度この本を読んだ人は、墓場までこのフレーズを持って行くこと、間違いありません。ですので、ここに挙げる資格十分でしょう。
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気まぐれ少女と家出イヌ
ちがいをたいせつにすること、これこそが友情のルールといえます」
犬と暮らすにあたっての心構えを語っていますが、「ちがいをたいせつにすること」は人間同士でも大切なルールです。
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10ドルだって大金だ (KAWADE M…
本書収録の『毒薬であそぼう』の冒頭で、教師が子どもたちに言う台詞です。短編小説としては、最高の出だしの一行ですよね。さすが、ジャック・リッチーです。
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歌え! 多摩川高校合唱部
かもめ通信さんにお誘いいただいたので・・・。
他人と比べたり、他人をそのまま目標にしたとき、
何かしらのギャップがあるんですよね。
だって、自分とその他人は別人だし、自分の延長線上に居ないわけだし。
だからこそ、いくら努力をしても、達成感がない。
そもそも、努力って何のためにするんだ?という話にもなる。
自分が目標とする誰かのタメにするのか?
そんなわけで、この一文はとても大切にしたいですね。
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悲しき酒場の唄/騎手 (1982年) (…
これもちょっと番外編ですが、歳をとってくると、「ええと、あの本の題名、ほらXXXが書いた、こんな話(以下たどたどしい説明が続く)....あれなんだっけなぁ...」という状態が日常化してくるのです。
しかし、マッカラーズのこの傑作の題名は、終生忘れないでしょう。そういう意味で挙げました。
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現代アメリカ文学全集〈第5〉心は孤独な猟…
もう一つマッカラーズの傑作の題名を、同じ理由で、挙げておきます。
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八百万の死にざま
『マットと言います』と私は言った。そこで間を取り、もう一度やり直した。『マットと言います』と私は言った。『私はアル中です』
最高にくだらないことが起こった。私は泣き出していた」
ローレンス・ブロックによる、ハードボイルド史上に残るアル中探偵マット・スカダー・シリーズの第五作の、これもハードボイルド史上に残る有名なラストです。本作は何回か読んでいますが、文庫本で500ページ近くある物語が到達するこの最後、AA(アルコール中毒者自主治療協会)の集会に参加しての主人公の発言には、いつも涙を禁じえません。
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友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎…
エッセイスト上原隆が12人の市井の人にインタヴューを行い、それぞれの人間模様を描いた『友が皆我よりえらく見える日は』。
そのなかで、<学歴を捨て、故郷を捨て、月給生活を捨て、有名であることを捨て、妻子を捨てて、ひとり自由に想像することの喜びを得た>或る芥川賞作家が、夕暮れの歩道、カタカタと自転車を押しながら、ポツリと著者に語った言葉です。
忘れることができません。
題名となった石川啄木の短歌も忘れられません。
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買ひ来て
妻としたしむ
さて僕は、そして皆さんなら、こんな日には何を……
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針のない時計
生涯病魔に苦しめられ、50歳で他界したカーソン・マッカラーズの遺作からの言葉です。そのことを知っていると、この言葉の重みと作者が託した希望が心にのしかかってきます。
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シカゴ育ち
私のような故郷喪失者には響く言葉です。
スチュアート・ダイベック著『シカゴ育ち』に収録されている『ファーウェル』よりの引用です。
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アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=…
今更ながらディネセンの『アフリカの日々』を読んでいるのですが、なんですかこれ!
印象深い一節だらけですね?!
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季刊[ビィ]Be!120号
田代まさし氏に対するインタヴューで書かれる一節。田代さんの言葉の正確な引用ではないみたいですが、覚醒剤を意志の問題だと思っている方には読んでいただきたいですね。
季刊ビィ120号
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幸せになるマイナス思考
闇を知らなければ光の重要性が解らない。
『幸せになるマイナス思考』
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なれる!SE14 世にも奇妙な?ビジネス…
に、有能な働き者は設計エンジニアに。
無能な怠け者は現場作業員に、
無能な働き者は銃殺せよ」
現実味がある、恐ろしい言葉です。
『なれる!SE14 世にも奇妙な?ビジネスアライアンス』
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「無能な働き者」、まさしく六本松社長!
【文庫】 B型暗殺教団 鋼の女子アナ。I…
こんなセリフを言って、 ペイント弾で相手を失神させる『B型暗殺団』は
現実には居ませんよね。
『鋼の女子アナ。Ⅱ B型暗殺団』
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「何でもいいから、いちゃもんを付ければ自分たちがやっていることを正当化しようとする愉快犯。」なんですね。
それほど過激な行動に出なくても、そういう人達、確かにいるかも…。
愉快犯としては面白いけど、現実的には有り得ませんね。
武者小路実篤詩集
手持ち書評がないのが心苦しいですが、
武者小路実篤詩集からです。
この二行詩は、”忘れられない一節” というのもあるのですが、
選り抜いた思い出の方もつよくて。
(一行を選り抜いた理由を付記していることもあり、
ぶら下がりコメント欄にリンクを貼らせていただきます)
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https://1gyou.jp/award02.html
悪党パーカー/電子の要塞
これも強烈な出だしです。20世紀を代表するピカレスク・ロマン、悪党パーカー・シリーズ第二十作です。
悪党パーカー電子の要塞/電子の要塞
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まんが パレスチナ問題
民族は命をかけて戦い、護るほど確固たる概念でもないし、崇高なものでもない。」
まんがパレスチナ問題
未だに全く理解できないものの一つが「戦争」です。
誰の都合で誰のために行われているのか…。
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なれる!SE14 世にも奇妙な?ビジネス…
「本当の敵は強い競合ではない、無能な同僚である」
この本の場合、無能な同僚じゃなくて無能な上司なんですが…^^;
なれる!SE14
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小さいおじさん
歌っている小さなおじさん。
黒田節を小人が歌うとは、どんな怨霊なの?
『小さいおじさん』
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うる星やつら パーフェクトカラーエディシ…
ラムが、諸星あたるを呼ぶ時の台詞、当時としては自分の夫を呼ぶ言葉としては、新鮮だったと思います。裏話として、作者の構想としては、しのぶとあたるでお話を進めていくつもりだったそうです、担当の方(編集部からだったかな・・・)、ラムとあたるでお話を進める方向に変更してはと言う提案があり、作者が提案を受け入れたことにより漫画界の歴史に残る作品になったらしいです。もし前者だったら・・「ダーリン」もなかったわけで。一般的に使われることもなかったでしょう。
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懐かしいですね。でも21世紀になった現代においても関連本が発売される作品ですから、この作品の当時の影響力の凄さを感じます。右上の書籍の写真は今年発売された、連載時カーラーで掲載されたお話だけを集めたものです。下巻も発売されています。
おそらく、しのぶとあたるのお話だったら、しのぶのキャラ設定を変えない限り行き詰まっていたかもしれません。小説にしても漫画にしても出版社の担当は身近な読者の一人でもあるので、彼らの助言を、生かすも殺すも作家さん次第かもしれませんね。諸星あたるの名前の由来はなんだったんでしょうね?げんを担いだのかな?書いてい気になってきました・・・。
悪人
被害者の父親の台詞です。
「今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。大切な人がおらん人間は、何でもできると思い込む。自分には失うもんがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。失うものがなければ、欲しいものもない。だけんやろ、自分を余裕のある人間っち思い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を、馬鹿にした目で眺めとる。そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ」
柄本明氏がこう呟く場面で、落涙してしまいました。
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哲学の先生と人生の話をしよう
「世間が面白くない時は勉強にかぎる。失業の救済はどうするか知らないが個人の救済は勉強だ」
この言葉に導かれて、最近ネットでギャアギャア物申すなんてことはしなくなりました。ひたすら本を読んでいます。あと映画を観たり、リアルで有意義に「勉強」に努めています。
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