藤堂高虎




喧嘩っ早い若者が豊臣秀長と出会い、才能を開花する。恩人である秀長の大和豊臣家が秀吉に潰された後、家康に寄り添い大坂豊臣家を滅ぼす。彼がいなければ茶道の流れが変わっていたかもしれない。
藤堂高虎をミネルヴァ日本評伝選が取り上げた。 高虎というと、戦国時代から江戸時代にかけて主人を渡り…

本が好き! 免許皆伝
書評数:2364 件
得票数:40435 票
片道45分の通勤電車を利用して読書している
アラフィフ世代の3児の父。
★基準
★★★★★:新刊(定価)で買ってでも満足できる本
★★★★:新古書価格・kindleで買ったり、図書館で予約待ちしてでも満足できる本
★★★:100均価格で買ったり図書館で何気なくあって借りるなら満足できる本
★★:どうしても本がないときの時間つぶし程度ならいいのでは?
★:う~ん
★なし:雑誌などの一言書評
※仕事関係の本はすべて★★★で統一します。
プロフィールの画像はうちの末っ子の似顔絵を田中かえが描いたものです。
2024年3月20日更新




喧嘩っ早い若者が豊臣秀長と出会い、才能を開花する。恩人である秀長の大和豊臣家が秀吉に潰された後、家康に寄り添い大坂豊臣家を滅ぼす。彼がいなければ茶道の流れが変わっていたかもしれない。
藤堂高虎をミネルヴァ日本評伝選が取り上げた。 高虎というと、戦国時代から江戸時代にかけて主人を渡り…




江戸時代に残った「足利」氏の末裔。将軍家の臣下ではなく「客分」扱いで10万石の家格で遇された名門。明治時代以降、出自の「足利」に苦しむことになる。
わずか五千石、小さな大大名の遣り繰り算段―“名門”喜連川家を中心に学ぶ「武士の生き残り術」 で取り…




戦前に伊豆七島で調査した著者による史実と伝承が織りなす《流人の日本史》
著者は1906年生まれ。1935年4月ににあの「硫黄島」に小学校教師として赴任。同年10月に三宅島に…





「食の図書館」シリーズ初の単独商品。米軍の行くところスパムあり。米軍が畑を奪い金になる仕事とスパムを与える。そしていつしか郷愁の味になっていく。
「食の図書館」 が今回紹介する食品は、「スパム」である。 「スパム」はランチョンミートのなか…




何はともあれ「黒田清輝」は偉大だった。そして、それが故に東京偏重と今に続く歪みの原点を生んでしまった。
「洋画」 この言葉を聞いて、多くの人は海外の映画作品を思い起こすだろ。しかし、「油絵で描かれた…





若き当主・一色五郎と細川忠興が正面からぶつかる。至高の歴史小説が生まれた。
親子そろって出生に異説があるというのも珍しい。 細川藤孝(のちの幽斎)、忠興父子のことである。…




「家はその人の領域」。怪しいモノと「壁」について考える6作品。
家とはなんであろうか。 旅先でホテルに戻るのとは違う安堵感が「帰宅」にはある。明らかに自分の「…





謙信なき後の権力争いに巻き込まれてしまった上杉景虎。人はそこに「陰謀」や「裏」を読み取ってしまう。
陰謀論だけでなく、歴史には「裏」があるはずと思ってしまう人が少なからずいる。なぜなら、私たちはその結…




中国で砲弾と銃弾の雨をかいくぐり、太平洋の孤島で飢餓と戦った一人の兵士が描いたスケッチブック。
表紙にやせ細った兵士が描かれている。 この本の主人公であり、130枚以上にわたる戦場の様子を描…





「美術鑑賞に知識は必要か」。とりあえず、この本を一回読んでみてから判断してほしい。
「美術鑑賞に知識は必要か」という問題は、数年に一回、ツイッターで話題になる。 今博物館や美術館…





無口なハードボイルド戦国大名。それが上杉景勝。
今度、会津を転じて米沢へ移る。武運の衰運、今においては驚くべきにあらず 上杉景勝率いる上…



水戸黄門漫遊記ならぬ、月季・霊耀漫遊記になるのか。この後どうなるんだろうか。
皇帝から地方・諸国の廟で起きている異変をひそかに調査するように勅命を下された稀代の巫術師・董月季とソ…


もし、ジャック・マイヨールが、ラッセンの画を描いたら。「小説の純度」こそを問いたくなる。
先月終わり、『青の純度』についてネット上で炎上した。そのあたりは TOKYOARTBEATの「アーテ…




カリスマ天下人・織田信長の軌跡を家臣の目から追う。
※上下巻での書評です。 織田信長に関しては数多くの研究書、小説が世に出ているが、参考文献と…




プロパガンダとしての戦場の動物写真。そこに私たちは何を見るか。
日中戦争から終戦までの8年間に、軍馬11万6000頭、軍犬5~10万頭、軍鳩6万弱が戦地で使用された…




大奥で権勢を極めた松島は記録の残っていない14年間、何を思っていたのだろうか。
江戸時代の大奥には権勢を極めた女中(老女)が何人かいた。その中の一人がこの本の主人公「松島」である。…




朝廷は「烏漣娘娘」信仰を通じて地方を支配を安定化を目指すのか。そのために、裏で土着神を始末するつもりなのか。
霄の京師には、稀代の巫術師がいる 「烏衣の華」の巫術師・董月季と彼女の許婚は封霊耀、さらに…




関羽をだまし討ちしてしまったことで、呉に孫権に正義の風は吹かなくなってしまったのかもしれない。
宮城谷三国志を読んでいくと、著者が考えるターニングポイントがいくつかある。 その中の一つが、赤壁の…



平山優の最新研究に基づき、三方原の戦いを伊東潤が描く。
歴史小説は難しい。なぜなら最新の研究結果で作家が描いたものがひっくり返ることがある。伊東潤でいうと「…





思春期・反抗期真っただ中の野球少年をまっすぐに描く。その生々しさが心を打つ。
おろち峠を越えると、山の斜面には、まだ雪が残っていた。右側には雪の山、左側は、あに。 カド…