ささやきの島

刊行直後に購入するも例によって積んでいたこの本を手に取ったのは、もうすぐ同じコンビの新刊が出ると聞いたから。例によって例のごとく、もっと早く読めば良かった!と思うのもお約束!?
領主の年若い娘が亡くなった翌朝、赤い目をした奥方がやってきた。 「あの子をよろしくお願いします」 …

本が好き! 免許皆伝
書評数:2252 件
得票数:71107 票
本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。

刊行直後に購入するも例によって積んでいたこの本を手に取ったのは、もうすぐ同じコンビの新刊が出ると聞いたから。例によって例のごとく、もっと早く読めば良かった!と思うのもお約束!?
領主の年若い娘が亡くなった翌朝、赤い目をした奥方がやってきた。 「あの子をよろしくお願いします」 …

ある日ウサギは図書館で絵本を借りた!!
ある日のこと、 ウサギは公立かくれが図書館にいきました。 新刊情報をたよりに借りた本のタイトルは…





タイトルにある「なむ」とは韓国語で「木」のことだそうだ。
思い起こせば、私が初めて「これは韓国文学だ」と意識して読んだ作品は、この本の著者である斎藤真理子さん…

ニヤニヤ クスクス と笑いながら読んでいたはずなのに……ある意味ものすごく「危険」な本だった!?
昨年末発売と同時にX(旧Twitter)で話題になっていたので、 サンプルを読んでみたら捕まって、…

漱石、「場合を創造したり、性格を書き直したりして」アーサー王伝説を語り直す!?
このところ隙間時間にちびちびと読んではニヤニヤしている翻訳家の金原瑞人さんの著書『英米文学のわからな…

この本を読んだら、私も久々にリアル読書会、やりたくなっちゃった。
小学六年生の稀桜(きお)は、偶然通りがかったレンタルスペースで行われていた大人たちによる「絵本読書会…

“世界が安全でないと恐れはじめたとき、人は……”
※極力ネタバレを避けた上下巻あわせたレビューです。 前作『オリジン』(Origin)が出たのが…

これは良かった。すごく良かった。いままで読んできたネッテルの短篇とは趣が違っていて驚きもしたが、これから先もこの作家を追いかけていこうと決意を新たにもした。
大学院で文学の研究を続けるラウラは「子どもを産まない」と決めている。 世の中は、子どもの世話をす…

注釈も参考文献も充実している学術書なのだが、正直に言えば、書かれてることの半分……いや3分の1も理解できていないのではないかと思う。それでも、この本は面白かった。
原題はTranspatial Modernity: Chinese Cultural Encount…

老作家と犬、妻と夫、人と自然、生と死、破壊と再生、対となるもの、並び立つもの、境界の曖昧なもの。見て触れて考えて書いて、考えて、考えて、考えて、書いて、そうやって生きるひと。
森の中の古い一軒家に暮らすソフィは、もうすぐ80歳になるという作家だ。 一緒に暮らす夫とはかれこれ…

かわいいと気難しいの相性は抜群!?
アイリーンに頼んだのですよ。家にある鏡を一枚残らず片づけてくれとね。わたしだって鏡が好きだったこ…

今度は同じハヤカワの清水俊二訳と村上春樹訳を読み比べてみた。
やりなおし世界文学 の一環で、○十年ぶりに『長いお別れ』を読み直そうと思い、ネット古書でかつて持っ…

○十年ぶりに再会したマーロウは、記憶にあるより甘い香りをまとっていた。
訳者あとがきのハルキ風の言い回しになぞらえて始めるならば、 チャンドラーの『ロング・グッドバイ(長…

冒頭翻訳読み比べクイズ
レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』(The Long Goodbye, 1953年)の冒頭読み…

思っていたよりもずっと読みやすく、サイエンス的な部分よりも、社会矛盾をつき人々の葛藤を描いた場面が印象に残る作品群だった。 #早川書房創立80周年
SFには疎い私だが、グレッグ・イーガンといえば、ハードSF作家というぐらいの知識はあって、きっと難解…

すてきな挿絵とともに味わえるちょっぴり不思議なお話です。とてもさびしい思いをしている少女の視点から描かれた戦争の話でもあります。そしてもちろん、愛の物語です。 #やまねこ新刊
「一日じゅう、ずっと静かに、静かにしていなきゃいけませんよ。部屋を出てもいいけれど、小さなネズミみ…

ちょっと遅れて「10月の本」を読み終えた。#12か月の本
“ひと月”をテーマに古今東西の文学作品を集めた国書刊行会のアンソロジー“12か月の本”。 『5月…

読んでいる間はもちろん本を閉じている時にもあれこれと考えさせられる物語
正直なところ、本書を手にすることをためらわなかったと言ったら嘘になる。 その理由をあげるなら、SF…

面白いだけじゃないその奥深さに恐れ入る!? #早川書房80周年
かつてことある毎にSFは苦手と言っていた私に、複数の読友さんが勧めてくださったのがテッド・チャンで、…

ちょっぴりさびしい気分のときや、自分で自分を抱きしめてあげたくなるような夜にお薦めの1冊。
そういえば、子どもの頃、「海」は夏休みの家族旅行とほぼ同意語だったっけ。 海が青いばかりでないこと…