Kuraraさんの書評




不思議なことをそのまま日常として受け入れる そこがまた不思議
空が暗くなり、ゴロゴロ遠くから雷鳴が聞こえてくると 外遊びを途中で止め、少し早めに帰宅しておやつを…




ノスタルジックな古き良き日本で起こる、ちょっと不思議な交流の物語
亡くなった親友の実家の家守を頼まれた、売れない物書き・綿貫征四郎。和風の庭をもつその屋敷で暮らし始め…





しっとりとした、この季節にだって生きている草花があると感じさせてくれる、とても和風な、良い、薫る風が通るような……
非常に素敵な雰囲気を持った作品です。 主人公は、売れない文筆家で、日々の暮らしにも汲々としてい…




昔の日本の家ってこういう感じだったのかしら?
学生時代の友人「高堂」の父親から、家のお守りをして欲しいと頼まれて住むようになった一軒家は、古いけれ…



『冬虫夏草』より、幽霊、小鬼、カワウソ、サルスベリ、狸、河童、家守の暮らし等に慣れていない綿貫さんがいて、愛犬のゴロー、隣のおかみさん、和尚さんに助けられ、だんだん不思議に慣れてきたように感じました。




舞台は19世紀。主人公は作家のはしくれ綿貫。「時代小説か?」と思いきや、美しい自然の精神世界が描かれたファンタジーだった。亡くなった親友の家守をしつつ、そこに住まう「気配」を自然に受け入れている。
この作品は、今まで読んだことがないジャンルの作品だと思う。 舞台は19世紀。主人公は作家のはし…




この書にて得たものを心覚えに記すの巻
幾多の優れた書評の後で今更ではあるが、自らの心覚えとして記すことにする。もはや本書の書評に飽きたと思…




主人公に懸想する百日紅、時々現れる元家主。妖しくも可笑しい登場人(?)物たちが魅力的です。この家に時々あらわれる友人の村田氏が登場する「村田エフェンディ滞土録」も好きです。




何度読んでも素直に美しいと感じられる作品。風情があり、四季折々の楽しさが文章から伝わってきます。不思議なモノとの関わりを交えながら物語が展開していくのでサクサクと読めてしまいます。





亡くなった友人の家を守る若き書生の物語。あちら側とこちら側が緩やかに溶け合い、不思議なものなど何もないような気になってくる。最後の章で「家守」に納得。折に触れて読み返したくなる一冊。





異界が日常世界と溶け合っていて、まったく違和感が無い・・・そんな世界が広がっていました。でも、その不思議さはちっとも不快ではなく、むしろ心地よかったりする。また時間を置いて読み直してみたいです。





あわただしい毎日に精神が疲れた時に読みたくなる本です。清澄で凛とした美しさに、密やかで優しく深い想いに癒されます。
花の色・風の音・虫の声・月影・洋燈の明かり…『懐かしい』日本の四季風景を舞台に、人と『人で無い存在』…