透析を止めた日【Kindle】

自分の最後を自分で決める。そんな自由すら無い。苦痛を取り除くことも許されない。透析患者であった夫を看取った著者が透析患者の終末期に生じる問題について患者の立場から医療政策に一石を投じる。
中野京子さんの有名な作品。彼女の出世作でもある。本当に怖い絵とは、観る者を怖がらせようと意図して描いた絵ではなく、そう意図しなかった絵ににじみ出る恐怖だという。
「処刑場に引かれていく彼女の顔がどんなだったか本当のところはわからない。そこにはダヴィッドの憎悪が投影されているとしたら、つくづく怖いことだと思った。そう考えるとこれまで怖いと思ってもみなかった絵に恐ろしいことが隠されているのではないかと思った。本当に怖い絵は怖がらせようとして描かれた絵ではなく、描き手さえ意図していないのに慄然とする恐怖が隠されているような絵ではないだろうか?恐怖の源は死であり、肉体の死ばかりではなく精神の死である狂気もそうだ」。





自分の最後を自分で決める。そんな自由すら無い。苦痛を取り除くことも許されない。透析患者であった夫を看取った著者が透析患者の終末期に生じる問題について患者の立場から医療政策に一石を投じる。

衝撃のハグで終わった前回。続きは一体どうなったのかというと…。

「多国籍組織で成果を出す日本人リーダーの実践書」とあります。

地名というものはずっと続いているようで結構無くなっていくものかもしれません。そういった事例を取り上げています。

事故により突然死んだ夫は、生前名乗っていた「谷口大祐」という人物とは別人だったと知った妻。死んでから暴かれる捨てたはずの過去。彼はいったい何者なのか。アイデンティティとは何なのかを考えさせられます。
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