対談 戦争とこの国の150年: 作家たちが考えた「明治から平成」日本のかたち



昭和史を扱った作品を多く書いてきた保坂さんが、5人の作家と対談し「戦争とこの国」を考えていきます。
作家の保坂正康さんは昭和史に関する作品も多く著していますが、そういった時代を対象として来た5人の作家…
本が好き! 1級
書評数:2608 件
得票数:37567 票
小説など心理描写は苦手という、年寄りで、科学や歴史、政治経済などの本に特化したような読書傾向です。
熊本県の片田舎でブラブラしています。
コメント大歓迎です。ご感想をお聞かせください。



昭和史を扱った作品を多く書いてきた保坂さんが、5人の作家と対談し「戦争とこの国」を考えていきます。
作家の保坂正康さんは昭和史に関する作品も多く著していますが、そういった時代を対象として来た5人の作家…



中国戦国時代の「戦国の四君」として有名な孟嘗君田文の生涯の物語を宮城谷さんが豊かな想像を交えて描いていきます。この第1巻はまだ田文は赤子、主人公はその養父となる風洪です。
中国戦国時代の「戦国四君」の一人として有名な孟嘗君田文の物語です。 歴史背景は、周王朝初期に太…



怒り狂う老人というものが目につく機会が多いようです。その要因を解析していきます。私もよく怒る老人ですが、ただしこれは若い頃から変わっていません。
最近は老人がいきなり怒り出すことが目立つそうです。 そういった状態を「キレる老人」などと言うことも…




人間の社会では「測る」ということがすべての基礎とも言えます。その単位について語っていきます。
科学の基礎ともいえるのが「測定」であり、それには「単位」というものが重要です。 ここではその7…




歴史ドラマなどで描かれる武士は、独特の服装をしているように見えます。それを詳しく見ていくと歴史の真相に触れることができるのかもしれません。
時代劇を見ていて武士も上位の人々が着ている衣服というものは独特のものとして印象にあります。 そして…



中国古代に題を取った作品を多く書いてきた宮城谷さんですが、この作品はちょっと雰囲気が違い、ミステリー要素を多く感じます。
宮城谷さんは古代中国を舞台とした小説を多数発表していますが、この短編集は他の物とは少し趣が違います。…



あまりの美しさのためさらに運命に翻弄される夏姫ですが、幸せをつかむことができるのでしょうか。
夫亡き後残された息子と二人静かに暮らしていた夏姫ですが、大きく運命が動いていきます。 田舎暮ら…



![[ヴィジュアル版]歴史を動かした重要文書:ハムラビ法典から宇宙の地図まで](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y8VoaGOML._SL160_.jpg)
歴史の教科書には出てくるような重要文書、しかしその姿を目にすることはほとんど無いでしょう。それを写真などで示しています。
副題にあるように「ハムラビ法典から宇宙の地図まで」という古代から現代までの歴史を動かした重要文書の写…



部活動、それは中学高校を中心に課外活動として行われる主に運動部ですが、指導者の長時間勤務や体罰、いじめなどといった問題もあるようです。
部活動、すなわち中学高校での課外活動です。 昔は「クラブ活動」と呼んでいたような気がしますが、最近…



はるか古代に馬を乗りこなすようになった時から馬に乗って競走することは行われていたようです。現代も繫栄している競馬の歴史。
著者の本村さんは古代ローマ史が専門の歴史学者ですが、競馬と馬が非常にお好きということで、学問の傍ら競…



中国古代の春秋時代に悪女として有名だった夏姫、しかし宮城谷さんは運命に翻弄されながらも幸福を目指す女性として描きます。
夏姫と呼ばれる人は中国古代の女性の中でも非常に有名です。 ただしその評価は、悪女であるとか妖女であ…



食べ物の「おいしさ」をどうやって表現するか。これまでも多くの人が悩んできたようです。
食べれば美味しいと分かっているものでも、それを言葉で伝えようとすると大変です。 そうとうな文章力を…




人類の寿命の伸びは目を見張るものでしたが、最近ではその伸びが少し止まってきたようです。これまでどうやって伸びてきたのか、そしてこれからどうなるのか。
人間の寿命は延び続け、各国で平均が80歳を越えるまでになっています。 それはここ数十年で極めて顕著…




微生物は無数に存在するのですが、中には体内に入れると病気や食中毒を引き起こすものがあります。適切な対処が必要です。
感染の恐ろしさというものにはパンデミックの経験でかなり分かってきたはずですが、それでも人間は周囲にい…





人類の起源というものは遺伝学特にDNAの解析の進歩により大きく進展しています。そのような最新の人類の起源の説を地図や図表などで目で見ても分かりやすく解説しています。
ヒトの遺伝子を解析する分子人類学が専門の篠田さんは著書も多く、そのいくつかは拝見していますが、やはり…



中国で秦帝国が滅びた後覇権をめぐって争った劉邦と項羽。その時代には多くの人々が必死に生きるための戦いをしていました。そういった脇役ともいえる人々の物語。
中国の秦帝国が滅び各地で有力者が湧き出て争う、楚漢戦争と言われる時代は最後には漢の劉邦と楚の項羽の争…



日本の歴史上、「悪人」と呼ばれてきた人たちがいます。彼らの本当の姿はどうだったのか。通説というものは疑った方が良さそうです。
日本の歴史上の人物には「悪人」と評される人たちがいます。 しかしその実像は通説とは違うのではないか…



アフラシア、すなわちアフリカとアジアです。将来の世界はアフリカとアジアが握ることになるのか。
副題にある「アフラシア」とは、「アフリカとアジア」をまとめて呼ぶ言葉です。 ヨーロッパとアジアをま…



現代の学問の世界はあまりにも専門性が強くなっています。そのため、進路を決める学生が選ぶのは困難です。そういった人のために専門学のあれこれを示します。ただし文系のみ。
学問の世界はその分野が細分化されていると言われます。 しかし外の世界から見るとそれはよく分からない…



秦の宰相となった范雎の物語、後半ではなんとか生き延びた范雎が秦の国に入り、昭襄王の心をつかんで昇進し宰相となります。そして恩讐への報いを果たすのですが、その挿話は他の史書にも有名なところです。
秦の宰相范雎の物語の下巻です。 魏の宰相魏斉の配下須賀に仕えた范雎ですが、スパイの疑いを掛けら…