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「多国籍組織で成果を出す日本人リーダーの実践書」とあります。

  • 外国人材マネジメントの理論と実践:8か国・2,000人の工場をまとめたリーダーの行動原則
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  • 出版社:中央経済社
外国人材マネジメントの理論と実践:8か国・2,000人の工場をまとめたリーダーの行動原則
著者はマレーシアに本社がある企業から、ミャンマーの工業の駐在の任務を受けます。

「その日から四年にわたる試行錯誤の日々が始まった」そうです。

現地にはミャンマー人とマレーシア人だけがいたのではありません。

「ボイラーマンは中国から、水産加工技術者はタイとマレーシアから、工場管理者はインドから来た」とあります。工場周辺では、ミャンマー語、英語、中国語、英語が飛び交う状態だったとか。正に「多国籍組織」です。

 マレーシア人は多少の遅刻では謝らない、インド人は繁忙期でも「家族の用事がある」と言って定時に帰る、オランダ人は任された仕事をいちいち報告しない、著者は異文化の環境の中で混乱とあります。この状況では、混乱しない人いないでしょう。「日本の常識は外国人には通じない」とはよく言われますが、正にその通りです。

 著者はこの状況を、

「多様性が『面倒くさい』と感じるのは自然なこと」

と述べています。

 めんどくさいと思う自分を、差別的だと責める必要はありません。これから外国人との交流は増えるでしょう。

 著者がこの「多国籍状況」をどのようにして乗り切ったのか、どのようにして多国籍の人たちとうまくやっていったのか紹介されています。

 これから日本人は更に多くの外国人とビジネスでもプライベートでも接する機会が増えると思います。世界は不安定、日本に逃げてくる外国人は増える筈です。そんな中、ビジネスだけでなくプライベートな場にも参考になると1冊だと思います。

「多国籍社会」を乗り切りましょう。
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  • 掲載日:2026/05/07
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