うらぎり長屋




こんなボロボロの長屋でも、ここを必要とする人がいる
「ちょいと厄介な長屋でね。なに、幽霊や化け物が出るってんじゃない。お店名は『裏霧長屋』って名だ。隣…
本が好き! 1級
書評数:3010 件
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好きなジャンルはスポーツ、音楽、美術。
心・脳に関するものも、ついつい読んでしまいます。
小説もいいけどノンフィクションもね!




こんなボロボロの長屋でも、ここを必要とする人がいる
「ちょいと厄介な長屋でね。なに、幽霊や化け物が出るってんじゃない。お店名は『裏霧長屋』って名だ。隣…




頭を使って相撲を取れと教えてくれた先生、そして師匠がいたからこそ
竜児少年の出身地である青森は、相撲が盛んな土地でした。お父さんの清克さんは大柄な方で、子どもの頃は相…





りんごについて、こんなに一生懸命に考えたことある?
「りんごかもしれない」は、そもそも面白いんですが、英語で読むとまた違う面白さがありました。 …




諸悪の根源は「おじさん」である
政府は国を畳もうとしている。 国を畳むためには、人口を減らすしかなかった。表向きは民主国家として…




400mの高さで綱渡りをしようなんて、想像しただけでもクラクラしちゃいます
フランス人のフィリップは大道芸人です。ジャグリングをしたり一輪車に乗ったり、公園の木に綱を渡して綱渡…



英文の書き写しって久し振りだわ
英文を読む、英文を聞く、英文を書く、英文を声に出す、100日分のトレーニングのうち、とりあえず50日…





女性はずっと働きづめだったのに
結婚後に家事を担当する主婦のことを、韓国では「家の人」と呼んでいた。韓国国立国語院と女性政策研究院…





凍てつく雪の中でも、狙撃手はじっと待っている
セラフィマは、外交官になるのが夢でした。そのためにドイツ語を勉強していたし、もうすぐ大学へ進学する予…




プリニウスはどこへ行っても、ひたすらに学んでいるの、だから他の人たちは観光してます
プリニウス一行はアレクサンドリア、クレタと旅を続けています。そのころのローマは、ネロが勝手放題をして…




仁ちゃんの本を読むと、料理したくなる~
仁ちゃんの同居人さんは、金曜日の夜から月曜日の朝まで、長野の実家へ行ってお母さんの生活の手伝いをして…





みんな新聞を待っていた
あの日 2011年3月11日、仙台に本社を置く東北地方のブロック紙・河北新報は壊滅的な被害を受けまし…





わたし、夫を殺しちゃった!って言ってるのに、どうしてみんな冷静なんだろう?
量子(りょうこ)の夫は、もともと自分勝手で威圧的な人間だったけど、今日の彼はとんでもなく興奮していて…




医療が治すのではない
「ひがし町診療所」という精神科の医院が北海道浦河町にあります。ここを開設した川村先生は、これまでの精…




ローマが燃えている!
ローマが燃えている! 人々は逃げまどう! 多くの人が亡くなり、ケガをし、家を失くしたのです。 火事…




札幌から熊本まで2000kmの旅の中で、いろんな話をしました
ある日、ケバイ女(たぶんキャバクラ嬢)の由希が10歳の女の子を連れて僕の部屋にやって来て、「この子(…



いくらお金があったって、使えなくなったら意味がないんです
日本は1990年代の半ばから30年間、ほとんど成長していません。その理由は、生産力が足りないからで…




庭に鳥がやってくる幸せ
知床岬が世界自然遺産になり、それがかえって人間が押し寄せることになっても、一応保護地になったのだか…





人間観察がポアロの真骨頂なのです
アルゼンチンで暮らしているヘイスティングズが一時帰国しており、ポアロを訪ねてきました。ポアロは、ヘイ…




アフリカのチュニジアとイタリアって近い!
表紙はカルタゴの港、見事に整備されています。カルタゴは現在のチュニジア共和国の北側に位置します。造船…





脳は全部覚えてるけど、状況が変わったことに気づかないから
幻肢は、「手足を切断した後も、あたかもまだ存在するかのように感じる現象」なのですが、そういう状態にな…