絶唱 (新潮文庫)



阪神淡路大震災から30年も経った。ずいぶん時が経ってしまった。
何を今頃、の、読書である。 なぜ、この本を手に取ろうと思ったのか、忘れてしまった。 どこかで「読…

本が好き! 1級
書評数:368 件
得票数:5485 票
乱読で読みたい本はいっぱいあるのに、最近仕事が忙しく積ん読が増えているのが悩みの種。



阪神淡路大震災から30年も経った。ずいぶん時が経ってしまった。
何を今頃、の、読書である。 なぜ、この本を手に取ろうと思ったのか、忘れてしまった。 どこかで「読…




お父さんも犬も幸せ…だったのかな?
すごく話題になって映画化もされた本だそうだ。 私はつい最近知ったのだが。 ごくごく普通の家庭…





「ガザを見るだけでなく、感じてください。」
キャッチコピーに書いた文章は、映画の紹介文だったのだろうか。 もしかしたらTVで放送されていたルポ…




殺し方、ではない。死なせ方。私たちは生き物を死なせて生きている。
休蔵さんの書評を読んだ時から「死なせ方」と言うフレーズに興味がわいた。 さらに、たまたまTVで…



法律って意外に親切では無いのよね。それに時代とのズレも感じるなぁ。
Roko さん、日月さんの書評がとてもおもしろくて、思わず電子本ポチッとしてしまいました。 で…



治療をしないという選択
著者の夫君:叶井俊太郎氏は膵臓がんの宣告を受ける。そして彼は治療を受けないという選択をした。 …





そこは夜間保育園。かわいそうな子どもがいるところではない。眉をひそめるような親が預けているわけではない。その家族が幸せに生きていくための場所。
この本の前に「天使のにもつ」という物語があり、その主人公であった風汰は職場体験で選んだ保育士になって…




町中から電柱が消えつつある昨今、電線に止まる鳥を観察できるのはラッキーなのかもしれない。
まず、冒頭は電柱の説明である。 私も電柱と電線の種類なんて全く知らなかった。 確かに、よく見てみ…





単行本には無く、文庫にあるside b:水村まなみの視点は、どこか優しくて、柔軟。
単行本はすでに読んでいて、著者の鋭い人間観察に心動かされた。 単行本ではあくまでも入れ替わった…




法律って遠いようで身近なんだ!
著者はYouTubeで人気を博してるらしい。 法律って言うと、難しいような、面倒なような、…




色をモチーフに7人の高校部活動の同級生が織りなす、社会人になってからの物語。過去を懐かしみながら、現在の自分を、それぞれに生きていく。
つい最近拾得さんの書評を読み、著者の加納朋子さんの名前に懐かしさが溢れた。 そう、ずいぶんたくさん…



「だって小説って『消費』じゃないですか」「他人の人生を起承転結?序破急?そういう物語のパターンに落とし込んで、それを消費して楽しんでいるわけですよね。読むほうも書く方も。」 :文中抜粋 えっ?そうなの?
物語は、売れっ子作家・匙小路ルイが友人の作家夫婦を題材にできないか?と考え始めたところから始まる。 …




「おじさん」政治とは右傾化・女性蔑視・差別の政治の本質であり、それらを傍観している人々も同様である。 耳の痛い言葉だ。
爽風上々さんの書評を読み、興味を持った。 加えて、この夏の選挙では日本も右傾化しているのでは?と思…


数年に一度、号泣本の波が来る?2001年「世界中心で愛を叫ぶ」2017年「君の膵臓をたべたい」。そろそろ次が出るかな?
刊行された当時、どうしてもタイトルが嫌で、かつ、図書館ではリクエストの山で読まなかったこの本。 も…




相手を分かり合うのに言葉は必要か…。
メフィスト大賞を取って、当時かなり話題になった作品。 帯の「我々は、ゴリラへの数々の非礼を心から詫…




発刊時は令和になって5年。少しずつ定着してきた令和だが、これは架空のレイワのお話。礼和、麗和、冷和、隷和零和、例和。それぞれのレイワにある仮定の法律に振り回される国民は…
これはあくまでも架空の世界の話である。 そしてその架空の世界も元号はレイワであり、個々に法律がある…



九州事務所への転勤を命じられた白熊。ところが配属先は、前任者が次々と離職しているいわくつきの部署だった。上司のパワハラ、人員不足、慣れない土地での生活。仕事に対し苦悩と葛藤を抱くシリーズ第2弾。
中央官庁から九州事務所への転勤を命じられた白熊。 憧れた一人暮らしの開放感に包まれたのも束の間。 …



歴史の流れに翻弄された敵討巡る人間模様。幕末の政争が交錯する「敵討」では美徳とされ、明治時代になり美風として賞賛された敵討は、一転して殺人罪となる。
敵討はが美徳とされていた時代があった。 2編のうち”敵討”は、幕末の時代背景が色濃く書かれている作…



弁護士は法律のプロであると共に言葉のプロだったのか!「言葉の力を信じなさい。言葉があるかぎり僕たちはつながれる」
あらすじは、 ”ある日事故に遭い、頚髄を損傷してしまったおしゃべりと食べることの大好きで優秀な営業…




君を、そして自分もたいせつに思うから。だから君の顔で泣いてはいけないと思うのだ。
冒頭、30と書かれた出だし 年に一度だけ会う人がいる。夫の知らない人だ。 まるで不倫の始まり…