五条作品なのでミステリーかなとは思っていたが、このままホラーで完結させたほうが面白かったと思います。ミステリーにしたので☆一つ差し引かねばという評価でした。
チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見えるという無理設定。
トラックの運転手の男が工場で廃棄品のちくわを貰う。ちくわで人をたまたま見ると・・・その人の死にざまが見えた。
何度も何度も・・・見た人が直後に死ぬ。これはちくわの穴から人を見ると人が死ぬという発見をしたと思い。この人、ちくわを全財産で買い占め、金がなくなると盗む。会社を解雇され、次は買い占めをするが金が尽きると万引きしたり営業妨害して最後は夫婦で・・・。
手記 インタビュー 小説の断片 という三部構成
手記の部分がホラーテイストでかなり楽しかった。しかし、娘へのインタビュー。それからの小説の断片という最終コーナーでの回答編で台無しにされてしまう。
確実に言えることは、この本を読んだ人はちくわを買ってきて、家のバルコニーから通行人を観察したいという欲に勝てないだろうと思うことです。-僕はやると思う。
次は、チクワではなく、チワワのお尻の穴をのぞくと小さいおじさんが出てきたみたいなホラーが読みたいと思いました。
2026 5 9
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