お前らの墓につばを吐いてやる

『墓に唾をかけろ』の新訳、新タイトル。復讐するは我にあり
『お前らの墓につばを吐いてやる』ボリス・ヴィアン著 鈴木創士訳を読む。 『墓に唾をかけろ』の新訳…

本が好き! 1級
書評数:2240 件
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女子柔道選手ではありません。開店休業状態のフリーランスコピーライター。暴飲、暴食、暴読の非暴力主義者。東京ヤクルトスワローズファン。こちらでもささやかに囁いています。
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『墓に唾をかけろ』の新訳、新タイトル。復讐するは我にあり
『お前らの墓につばを吐いてやる』ボリス・ヴィアン著 鈴木創士訳を読む。 『墓に唾をかけろ』の新訳…

ミルフィーユとチョコレート
『赤の他人の瓜二つ』磯崎憲一郎著を読む。 作者が述べているように、これまでの作品と同様に、この…

イッショウケンメイ ナガオカケンメイ
『ナガオカケンメイのやりかた』ナガオカケンメイ著を行き帰りの電車の中で読む。 仕事、会社、生き…

家政婦は猫。何を見た
今は昔、妻宛にamazonから「きょうの猫村さん2」が届いた。コレクターズアイテムの手ぬぐいと石鹸が…

『火炎人類』よりも講演「惑星間人類?」にグッとひかれた
『火炎人類』オラフ・ステープルドン著 浜口稔編訳を読む。 短編小説もよかったが、講演「惑星間人…

昔の名前で出ています
昔、渋谷パルコで柳原良平のアンクルトリスのアニメTVCM特集を流していた。思いもかけなかった。アンク…

進化、深化、新化、真価
『からだの美』小川洋子著を読む。 鍛えられた部位は美しさを持っている。トップアスリートや棋士な…

インターネット・イノベーションを阻止するもの―コモンズはユートピアか、ディストピアか
どうなってしまうんだろ、インターネットは。このままいったらダメじゃん。っていうのが、率直な感想。 …

もっと長くても全然OKっすよ
『秘儀』(上・下)マリアーナ・エンリケ著 宮崎真紀訳を読む。 これまで著者の2冊の短編集を読…

しかし、なんでこんなに細部まで記憶しているのだろうか
前から読みたかった『わたしの渡世日記』(上)(下)高峰秀子著を読み出したら、止まらない。楽しいエピソ…

チタンの義足の院長、その名はガーリン
『ドクトル・ガーリン』ウラジーミル・ソローキン著 松下隆志訳を読む。 『吹雪』の主人公ドク…

1億2千万人の著作権
『著作権の考え方』岡本薫を読む。 インターネットなどITの普及にともない著作権も、どんどん身近…

これも『愛』、あれも『愛』、たぶん『愛』、きっと『愛』
ソローキンの『ドクトル・ガーリン』を、まとめあぐねているので昔書いた『愛』の短いレビューを。 …

ぼくの考具―最新ヒット商品をつくるネーミング辞典
忘れた頃に、ネーミングの仕事が舞い込んでくる。ネーミング作業は、黙々と室内でランニングマシンの上を走…

「バカの壁」は、バカの万里の長城やバカのタワマンへと増殖している
一元論者がつくる、バカの壁。作者のいうバカとは通常のバカとは違い、「一元的」なものの見方しかできない…

辛いは、うまい。癖になりそな辛口エッセイ
相も変わらずの辛口エッセイ。単なる悪口、罵詈雑言ではなく、読ませてしまうあたりは、芸というのか、技と…

子どもたちが家族を解体する
近代化に重要な役割を果たしたものが2つある。1つは、学校制度で、もう1つは家族制度だそうだ。ご多分に…

市場は合理的に動くとは限らない。それは、「生身の人間」のメンタルな部分、ムードが左右しているからだ
大抵の人は「良いものは高い。高いものは良いものだ」と考えている。だからいくら品質が良くて、安いといっ…

『マルクスの使いみち』は、まだまだあるわけ
『マルクスの使いみち』稲葉振一郎・松尾匡・吉原直毅共著を読む。 ページの都合で対談、鼎談を削除…

今週妻が若い男と家出しましたーいわゆる情痴小説の代表格
『黒髪・別れたる妻に送る手紙』近松秋江著を読む。 いわゆる情痴小説の代表格ってことは知ってたけ…