赤く染まる木々

「赤く染まる木々」には、奇妙な果実が生る
『赤く染まる木々』パーシヴァル・エヴェレット著 上野元美訳を読む。 ミシシッピ州マネーで見…

本が好き! 1級
書評数:2275 件
得票数:40834 票
女子柔道選手ではありません。開店休業状態のフリーランスコピーライター。暴飲、暴食、暴読の非暴力主義者。東京ヤクルトスワローズファン。こちらでもささやかに囁いています。
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「赤く染まる木々」には、奇妙な果実が生る
『赤く染まる木々』パーシヴァル・エヴェレット著 上野元美訳を読む。 ミシシッピ州マネーで見…

地球のDNAもバーコードである。それが「年縞」
『人類一万年の文明論―環境考古学からの警鐘』安田喜憲著を読む。 以前、聞きに行った著者の…

思った以上にポップ。悪魔の使い、しゃべるドデカ黒猫は、アニメ好きにウケるかも
『巨匠とマルガリータ』 上下 ブルガーコフ著 水野忠夫訳を読む。 なかなか巨匠も恋人のマルガリ…

よい日本語は、よい日本酒に似ている。その心は、
外国文学を読み続けると、日本文学が読みたくなる。その逆も真である。最近は、上手な翻訳のおかげで外国文…

第2章の「「天然」大好き、「化学」は大嫌い……の罠」は、目からウロコだった
『「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる』佐藤健太郎著を読む。 作者によると、日本人…

いかにこの国が「女性・若者に厳しい」かを痛感す
『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください』上野千鶴子・古市憲寿著を読んだ…

フーコーの論考の原点となる作品
進化している渋谷。実のところは、ツギハギだらけのフランケンシュタインにも思える。 花粉症の…

地下鉄会社運転管理課主任、葉育安。その仕事と家族と恋と
『地下鉄駅』何 致和著 及川 茜訳を読む。 唐突だが、電車のホームドアと防潮堤は似ている。前者…

『冬のなんかさ、春のなんかね』を見て『ここは退屈迎えに来て』を思い出した
今泉力哉が監督・脚本というので途中から見始めたTVドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』。TVer様様…

「「危険」と呼ぶのは、いわゆる天災の類」。その対語は「安全」ではなく「リスク」。「人間が関わることで発生する危険」
『原発報道とメディア』武田徹著を読む。 二項対立で捉えられがちな「マスメディアとネットメディア…

真実は二つある。「報道と流言蜚語の判別は可能か?」
『戦争報道』武田徹著を読む。 本書を手に取り、さまざまなことが頭の中をかけめぐった。 と…

海の深層、心の奥底、人生の深み
『プレイグラウンド』 リチャード・パワーズ著 木原善彦訳を読む。 レビー小体型認知症に罹っ…

天然の無頼エッセイスト
『主婦は踊る』青木るえか著を読む。 専業主婦で社宅住まい。転勤族。猫を数匹飼っていて、カエルが…

民主主義のルーツを辿ると、海賊の楽園リバタリアに行き着く
『啓蒙の海賊たち-あるいは実在したリバタリアの物語-』デヴィッド・グレーバー著 酒井 隆史訳を読む。…

書物の美食家あるいは翻訳の名手そして書評の名手
『書物の未来へ』富山太佳夫著を読む。 表題に着目してほしい。「書物」とある。「本」ではない。こ…

「相即相入」−「すべては繋がっている」
『対論 文明のこころを問う』小林道憲 安田喜憲共著を読む。 かたや哲学者、かたや環境古学者によ…

「永遠平和」を願わない人はいないが
『世界史の構造』柄谷行人著を読む。 「カントの「永遠平和」」を、ぼくはしゃらくせえと思…

理系はほんとうに、文系より恵まれていないのか
コクってしまおう。数2Bで、数学と訣別した。その後、大学で記号論理学を履修して、よもや再開するとは夢…

うたかたの青い日々―哲学者の書いた小説デビュー作
『デッドライン』千葉雅也著を読む。 実家が太く、都内の広い部屋に住み、マイカーも持つなど優…

こころの旅-ポスト・ポストモダン文学のトポス*
『細長い場所』絲山秋子著を読む。 いきなりネタバレ(かも)。 「待つのがつらいのは、いつ…