なぜ働いていると本が読めなくなるのか

テレビ番組コメンテーターとして著者の姿を目にしたのがきっかけで、手にとった本。日本社会が「読書」に期待した役割の変遷、興味深い考察でした。
セーヌ川左岸のその書店は、寄る辺ない物書きたちの避難所だった。超個性的な老店主に拾われ、本棚の隙間で仲間と暮らしたパリの日々を綴るノンフィクション。





テレビ番組コメンテーターとして著者の姿を目にしたのがきっかけで、手にとった本。日本社会が「読書」に期待した役割の変遷、興味深い考察でした。

そして、物語は大団円を迎えるのですが……

おどろおどろしい呪いの話かと思うと、ハードなSF風味のミステリーに転がっていった。そこにカルト宗教とマッド・サイエンティストと殺し屋牛尾が絡んで、疾走するストーリー展開になる。いやーすごいなこれ。

かつてウェゲナーが大陸移動説を唱えた時、皆に無視されました。しかし現在ではプレートテクトニクスを信じない人はいません。

親になること、子であること、「まるでわたしたちの巣に誰かが卵を産み付けたみたいに」
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