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くにたちきち

くにたちきち さん

本が好き! 1級
書評数:795 件
得票数:15815 票

後期高齢者の立場から読んだ本を取り上げます。主な興味は、保健・医療・介護の分野ですが、他の分野も少しは読みます。でも、寄る年波には勝てず、スローペースです。画像は、誕生月の花「紫陽花」で、「七変化」ともいいます。ようやく、700冊を達成しました。

書評 (795)

民主主義と東京大学 大学の自由と使命を考える【Kindle】

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民主主義と東京大学 大学の自由と使命を考える【Kindle】

2024年7月に東京大学安田講堂で開催されたイベントの記録であり、その後、すべてのパネリストが再び集まって行ったディスカションを含め、あらためて編集し出版したのがこの本の成り立ちのようです。

この本の「はじめに」の中で、編者である宇野重規教授が『大学は権威の象徴であり、平等化に資するどころか…

投票(12コメント(0)2026-03-23

キリンが文学を聞いたら サバンナで続ける証言現代文芸史70

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キリンが文学を聞いたら サバンナで続ける証言現代文芸史70

1960年代から2020年にかけて発行された本を61冊と戦争をめぐる本を9冊、合わせて70冊の本を、一冊ずつ紹介しています。読売新聞の読書面「本よみうり堂」での連載記事をもとにしている本です。

この本は次の5部から構成されています。( )内は取り上げている本の著者名です。 PART1 1…

投票(20コメント(0)2026-03-15

なぜ白神に登れないのか?-ルポ・秋田入山禁止問題ー

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なぜ白神に登れないのか?-ルポ・秋田入山禁止問題ー

白神山地は、青森県と秋田県境に分布している広大なブナの森で、わが国初の世界遺産に登録されています。しかし、同じ山なのに核心地域は青森間側は届け出制なのに、秋田県側は原則入山禁止になっているのは何故か。

とても入り組んだ話なので、一筋縄では解けません。まず、関連年表から拾ってみます。 1978年1…

投票(20コメント(0)2026-03-07

つくられた日本の自然――「日本の自然」はどのように語られてきたか

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つくられた日本の自然――「日本の自然」はどのように語られてきたか

「日本の自然」は自然の実態そのものではなく、それは自然を表象したものであり、長い歴史の中で文化的に構築されたものであると筆者は述べています。そして、そのことを歴史学的、人類学的視座から考察しています。

「日本の宇宙では植物が主役であり、宇宙の住民の中で最高の地位を占めている。東南アジアの人びとの芸術で…

投票(18コメント(2)2026-02-24

沈みゆくアメリカ覇権 ~止まらぬ格差拡大と分断がもたらす政治~(小学館新書)【Kindle】

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沈みゆくアメリカ覇権 ~止まらぬ格差拡大と分断がもたらす政治~(小学館新書)【Kindle】

トランプ大統領第一回当選後に書いた本ですが、それから6年経ち、トランプは、世界を席巻しようとしています。この勢いを止められるのが、中国とすれば、日本はどうすればよいか。対米14年に及ぶ筆者の見立ては?

筆者は、1992年に日本人として初めて、アメリカ連邦議会・上院予算委員会スタッフ(共和党側)として、…

投票(18コメント(4)2026-01-13

ピンチに備える解剖学 (ちくまプリマー新書)【Kindle】

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ピンチに備える解剖学 (ちくまプリマー新書)【Kindle】

「解剖学」は、基礎医学の中でもっとも基本になる科目とされていますが、それを教育している筆者が、ヒトの体のあらましとともに、実生活の中で起こるかもしれないピンチについて述べている本です。

この本は、2章からなり、第1章は「ヒトの体のあらまし」を14項目、第2章は「あなたにも起こるかもしれ…

投票(19コメント(0)2026-01-08

日本終戦史1944-1945 和平工作から昭和天皇の「聖断」まで (中公新書)【Kindle】

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日本終戦史1944-1945 和平工作から昭和天皇の「聖断」まで (中公新書)【Kindle】

戦争は始めるのはたやすいが、終わるのは難しい。現在進行中の、ロシア・ウクライナにせよ、イスラエル・パレスチナにせよ、如実に示されている通りです。では、80年前の第二次世界大戦の終結はどうだったのか?

「太平洋戦争(大東亜戦争)」は、1941年12月8日の真珠湾攻撃に始まる「日米戦争」、主に東南アジア…

投票(18コメント(0)2025-12-08

ケアと編集 (岩波新書)【Kindle】

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ケアと編集 (岩波新書)【Kindle】

「ケア」と「編集」とは、似ていると思うか、まったく違う世界の二つの言葉が、たまたま同じ席に座っているだけのように見えるか、というのがこの本の著者の問いです。著者は、医学書院の名編集者だったそうです。

この本の著者は、大学の法学部を卒業してから、福祉系の出版社に勤めましたが、「介護系の雑誌でもつくって…

投票(18コメント(2)2025-12-01

父への恋文―新田次郎の娘に生まれて

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父への恋文―新田次郎の娘に生まれて

筆者は、作家新田次郎(藤原寛人)と、藤原ていの娘であり、数学者、エッセイストで、今年の菊池寛賞受賞者である、藤原正彦の妹です。大好きだった父の指導を受けて育ち、高校で、中国語を教えていたそうです。

筆者の父、作家新田次郎は、1980年2月15日に心筋梗塞で亡くなっています。67歳でした。それから2…

投票(17コメント(0)2025-11-24

弁護士不足 ――日本を支える法的インフラの危機 (ちくま新書)【Kindle】

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弁護士不足 ――日本を支える法的インフラの危機 (ちくま新書)【Kindle】

弁護士は、社会インフラの柱であるにもかかわらず、その人材が、質・量ともに危機的な状況にあるという編著者たちは、現在の弁護士の供給過程を徹底的に検証し、利用者視点も加えた上で、改善策を提言しています。

この本の、編著者は、大学教授(内田貴)、会社役員(高畑正子、外山和彦、貝沼由久、榊原美紀)、弁護士事…

投票(22コメント(0)2025-11-21

教養としての「異文化理解」

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教養としての「異文化理解」

外国人と円滑にコミュニケーションを取るには、相手の国の文化やコミュニケーション術を理解すると同時に、自国の文化や話し方の理解も必要であると考え、そのためのキー・コンピテンシーを養うことを求めています。

この本でいう「キー・コンピテンシー」とは、3つのカテゴリーで構成されています。それは①自律的な活動、…

投票(19コメント(0)2025-11-07

町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史 (平凡社新書 1079)【Kindle】

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町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史 (平凡社新書 1079)【Kindle】

町の本屋がなくなっている。「本が好き」「本屋好き」的な視点から取材をした本や、個性的な書店を取り上げた雑誌の特集に対し、「普通の書店」の現状と消失した背景などを掘り下げて書いたのが、この本のようです。

この本で取り上げているのは、新品の書籍・雑誌を扱っている「新刊書店」ですが、その中でも「町の本屋」で…

投票(20コメント(0)2025-10-18

静かな退職という働き方

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静かな退職という働き方

リスキリングとは、日本人のの給料が上がらないのは、スキルアップが足りないからで、欧米のような技能底上げの仕組みを用意し、稼げる技術を身につけ、給料を上げようという考えが基本にあると筆者は言っています。

昨今の政府が「人への投資」という名で進めている政策は、もっと努力しよう、頑張ろうと国民に求めています…

投票(21コメント(0)2025-09-28
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