鬼滅の刃 1

ありそうでなかった物語/復讐を軸としたモンスター・ホラーのストーリーに、少年誌の伝統たるスポ根マンガの要素を導入した「ありそうでなかった物語」。広範な読者を獲得し、コロナ禍の日本列島を席巻した話題作
「物語ることは生きるという行為であり、物語ることは抵抗であり、物語ることは私たちの記憶を形作るのだ」とリフアト・アルアライールは言った。彼の、彼らのあげた声に、読み手はどう応えるべきか考え続けている。
わたしが死ななければならないとしても、
きみは生きなければならない
イスラエルの侵攻中、そして侵攻終了直後は、土地や家屋のこと、収入がなくなったことについて話せば、自分勝手でまわりに配慮がないと思われてしまっただろう。人が亡くなっているのに、美しい家が更地にされてしまったなんて話はしないものだ。人が腕や脚を失って、一生その体で生きていかねばならないのに、かつては慎ましい地区の通りを飾る花瓶のようだった高級車がいまでは灰色の残骸になってしまったなんて話はしない。母親が別れを告げるまもなく子どもを葬っているときに、土地のことや、木が容赦なく根こそぎ倒されてしまったことは話さない。話すのは、そういう人たちのほうだ。その人たちは泣く。悼む。私たちは耳を傾ける。そして、自分たちのささいでちっぽけな惨めさの思い出に、無言で悲しみに暮れる。(「土地の物語」サーラ・アリー)
また、あのひどい歯の痛みで目が覚めた。頭のてっぺんを突き抜けるような痛みがある。(「ガザで歯が痛い」サミーハ・エルワーン)
息子のサラームと、娘のハヤートが恋しかった。サラームは「平和」、ハヤートは「生命」という意味だ。どうしてふたりにその名前をつけたのか、自分でもよくわからなかったが、子どもたちが生まれてきた世界の雰囲気に、私なりに抗いたかったのかもしれない。(「傷痕」アーヤ・ラブフ)
物語ることは生きるという行為であり、物語ることは抵抗であり、物語ることは私たちの記憶を形作るのだ(p23)とリフアト・アルアライールは言った。

ありそうでなかった物語/復讐を軸としたモンスター・ホラーのストーリーに、少年誌の伝統たるスポ根マンガの要素を導入した「ありそうでなかった物語」。広範な読者を獲得し、コロナ禍の日本列島を席巻した話題作

カフェを開いて働く男と、その周り人たちの話。 地味な演出だが、かえって私たちのそばにもある「輝き」を、強く気づかせてくれた。

外国人材を「組織を強くする戦力」へ変換する方法とは?

「物語ることは生きるという行為であり、物語ることは抵抗であり、物語ることは私たちの記憶を形作るのだ」とリフアト・アルアライールは言った。彼の、彼らのあげた声に、読み手はどう応えるべきか考え続けている。

ビジネス書としても読めますが、異文化コミュニケーションの在り方について 書かれている本としても、読める作品だと思いました。
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