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これ自分にはアカンやつや!

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!免許皆伝
  • 寝ても覚めても: 増補新版
  • by
  • 出版社:河出書房新社
寝ても覚めても: 増補新版
 あっ、これアカンやつや。一読して思ったのはこれ。普通ならこのようなジャンルの作品はまず読まないのだが、シミルボンでレビューコンテストが行われるため試しに買ってみた。これが大失敗。まったく共感できないうえ、読んでいる途中で、何度も睡魔に襲われる。それでも買った以上は読まないと損やし、最後まで一応読んでみる(すまん自分貧乏性なもんで。)。読んだ以上はレビューをして終了とするのが、以前「読書人インタビュー」でも言った自分の流儀。

 内容を一言で言えば朝子というバカな女の物語。最初大阪で麦という男と付き合ってたんだが、彼がどこかに行ってしまったんで(この時点でその後どんな展開があろうと不良債権男をつかんでしまったと損切りすべき)、こんどは東京で、亮平という麦とそっくりな男と付き合いだす。しかし麦と思わぬ再開をして、やっぱり麦のことが・・・。いやいやホントは亮平が・・・。揺れ動く女心なんてええもんやない。こんなもん、男の目から見たら単なるわがままや。振り回される男の方はたまらんわな。

 どうしてこんな話に、女子はロマンスを見出すのかなあ。女子は少し不良っぽい男が好きと言いながらあえて不良債権をつかんだりする。たまに不良債権が大化けすることもあるけど、それは博打と同じや。まず大失敗しておしまいですな。はじめから優良債権を狙えばいいやん。でも優良債権だと退屈だとかスリルがないとか、女子ってわがままな人が多いですな。この話もちょっとそんなところに関係があるような気もするんやけど。まあ、この話に感動するような人なら、永遠に自分とは分かり合えないと思いますな。
  • 本の評価ポイント
  • 掲載日:2018/10/21
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この書評の得票合計:29

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この書評へのコメント

  1. 風竜胆2018-10-21 15:04

    めったに☆1つというのは付けないんですが(というか最初から読まない)、これは買ってしまったので・・・
    しかし映画になるというのは、私とは感性の違う人が沢山いるということでしょう。

  2. 武藤吐夢2018-10-21 15:17

    僕も、そのコンテストに応募しました。
     本を読んだだけでなく、映画も見たくなり見てきました。
     確かに、馬鹿な女だなとは思います。読みにくいし、文体が実験的です。ーーた。で、終わるのは過去への執着の暗示だとは思うのですが、ひつこく、嫌でした。
     僕も、あまり好きではない作品ですが、なぜか、心の中をかきまわされる。そういう作品でした。

  3. 風竜胆2018-10-21 15:29

    >m181さん
    「た。」の連発は私も気になりました。でも私は嫌い。自分が文章を書く時でも、リズム的な観点から文末はなるべく重ならないように気を付けています。
    途中で何度も寝落ちするようではだめですねw
    私にはどうもいわゆる「文学的」に偏ったやつは合わないようです。今後は専門書や新書中心に、時々ラノベやSF、ミステリーといったものに浮気してやっていきたいと思います。

  4. darkly2018-10-21 19:15

    こんばんは。周りは明らかな不良債権男だと思っていますが、本人は優良債権だと思っている。金銭面でデフォルトしてもまだ不良債権と認めず、損切どころか、ナンピン入れる始末。のような展開はどこにでも転がっているようです。

  5. 風竜胆2018-10-21 22:26

    >darklyさん
    現実も小説もそんな話が多いですね。私としては、そんな不良債権に魅かれる女子がいるということが不思議なのですが。

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