著者は医療をテーマにした小説を多数発表されている。「破裂」はNHKで放映されたように記憶している。
今の超高齢化社会で、高齢者はどうしたらいいのか?
このまま、高齢者が増えていくのに国民皆保険制度は存続していけるのか?
老人デイケアの施設医師として高齢者と日常的に接し、当たり前なのだが、老いは止められないのだと実感する。
止められないけれど、それをどう受け入れるかは千差万別。
著者は「上手に老いよう」と説く。
第一章 老いの不思議世界
第二章 手強い認知症高齢者たち
第三章 認知症にだけはなりたくない人へ
第四章 医療幻想は不幸のもと
第五章 新しいがんの対処法
第六章 ”死”を先取りして考える
第七章 甘い誘惑の罠
第八章 ころからどう老いればいいのか
「安楽死特区」を読み終えたばかりで、なんだか長生きが幸せなのかどうかなんて考えてしまう。
「どう老いるのか」はなんだか結局、知ってどうする感もある。
だってやっぱり最後は”人それぞれ”だから。
2023年この本の発刊当時、著者は68歳。
決して若くはないが、今だと60代だとまだまだ高齢者感はない…かな?
70歳を超えた今、著者は「老い」どう感じられているのだろう。
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