しづ女の生涯 (1980年)
レビュアー:拾得





「切羽詰った気持で、けれどもどうすることもできなくて、次第にふくれてくる腹をだた黙ってみている辛さは、なにに譬えようもなかった。」(「しづ女の生涯」231頁)
表題作の「しづ女」とは、「亀徳しづ」という青森の八戸で活動した実在の助産婦さんの聞き取りをもとにし…
レビュアー:拾得





「切羽詰った気持で、けれどもどうすることもできなくて、次第にふくれてくる腹をだた黙ってみている辛さは、なにに譬えようもなかった。」(「しづ女の生涯」231頁)
表題作の「しづ女」とは、「亀徳しづ」という青森の八戸で活動した実在の助産婦さんの聞き取りをもとにし…
レビュアー:p-mama




誰のために走る?記録に残らない学生連合チームの走りが多くの心を動かす。
下巻では、箱根駅伝本戦の様子が書かれている。 各大学の選手たちの思い。 コーチ、監督の思い。 …
レビュアー:Jun Shino



現代の最先端に違和感を投げかける架空の話。芥川賞受賞作。
AIを一部用いた作品として海外でも反響を呼んだ。その後かなり些少な部分だったと訂正している。作中…
レビュアー:michako





明治40年にタイムスリップしてしまった女子高生の物語、完結。
音楽の授業中、ふと気付くと見知らぬ場所にいた片桐陽菜。 そこは陽菜が繰り返し夢に見る場所だった。 …
レビュアー:oldman





いや、実に面白い本であったが、こんなに消えてしまった国家が多いとは(*_*;
図書館でみかけて借りてみたらちょう傑s矩NFだった。 4部48国に渡る様々な国家の歴史。 副題に色…
レビュアー:風竜胆



私は「いじめ」とか「スクールカースト」とか「陽キャ、陰キャ」という言葉自体が嫌いです。
本書は編著者として3名をあげているが、著者は編著者を入れて10人。1人を除いて巻末の執筆者紹介のと…
レビュアー:Roko




雲はいろんなことを教えてくれる
畑をたがやす人は、空のことばを 読みとりながらくらしています。 海へ漁にでる人も、 空の…
レビュアー:ソネアキラ

「わたし」の本、男、「雲日記」―1987年、ハンブルクにて
『雲をつかむ話』多和田葉子著を読む。 「わたし」が刊行した日独二か国語で書いた詩・散文集を買い…
レビュアー:ぷるーと




最後まで真相が見えない。さすが、東野圭吾。
2017年11月1日朝。竹芝桟橋近くの路上に違法駐車されていた車の後部座席から、腹部を刺された男性遺…
レビュアー:有沢翔治

ギリシャ・ローマ時代の哲学者がどう生きたのかを解りやすく紹介する。タレス、プラトン、ソクラテスなどの大御所から、アリスチッポス、アンチステネスなどの有名ではない哲学者も含めて、28人以上の哲学者。
レビュアー:ぱせり

一家がそうとは知らずにいる、たくさんの家族たちのお話
ディクソン家にはいろいろな動物が暮らしている。 なかで、白い毛がもじゃもじゃのテリアのウィリーは、…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚



小説は、ありきたりな感情をいくら強調しても感動を呼ばない。そんな世界を破壊して、卓越した行動、才気を紡ぎださないと。それが、作家としての力量だ。
11歳の時、主人公のおけいは、母親に嫌われ、思いっきりぶん殴られる。 おけいは日本橋旅籠町の大物…
レビュアー:武藤吐夢



ヘンゼルとグレーテルの新解釈らしいが元の話しが思い出せなくて、これがどうなのかわからない、スティーヴン・キングの作品ということで読んでみた。
[文]スティーヴン・キング [絵]モーリス・センダックという巨匠二人のコラボということで読んでみまし…
レビュアー:爽風上々




新型コロナウイルス流行の際にはワクチンが大きな話題になりました。他の病気のワクチンも問題となることがあります。それについては知っておいた方が良さそうです。
新型コロナウイルス感染ではワクチンが大きな話題になりました。 新たなワクチンであるmRNAワクチン…
レビュアー:ef





タイトル通り、山尾悠子が偏愛する作品のアンソロジー
いやあ、とことん趣味が合う! そもそも山尾悠子さんご自身を私は愛しているのですが、その山尾さん…
レビュアー:ウロボロス

2500人の子供たちを救った勇気 ある女性の物語
ポーランドは、ドイツとロシアに挟まれた小さな国である。ホロコーストというジェノサイドの最大の現場であ…
レビュアー:ラビー

フリーライターの主人公が、法外なギャラで取材の依頼を受けた。受けるべきではないっと直感が告げていたが、臨時収入の魅力にあらがえず、直感通り面倒に巻き込まれて・・・
タイトル通り、警察官が、フリーライターに 自分の持っている情報だけでは証拠が足らないので、告発をす…
レビュアー:燃えつきた棒




短い乾いた文章の連打が、緊張感をいや増す。 これはもう「ハードボイルド」文体の完成形ではないか? なぜか、いろいろな作品のシーンが雲のように湧いてくる。
デイヴィッド・ピースの作品は、『Xと云う患者 龍之介幻想(黒原敏行 訳、文藝春秋、2019年)につい…
レビュアー:夏の雨





まるで親戚の伯父さんのような気持ちで
第174回直木賞受賞作(2026年)。 嶋津輝さんの『カフェーの帰り道』は、東京・上野の片隅に…
レビュアー:日月





今回、ビブリア古書堂に関わった懐かしい人々が再登場します。中には、会ってはいけない人もいるのですが。
扉子が単独で本の謎を解決するのですが、見張り役の恭一郎君は気が気ではありません。 留守中の両親…