怪談
レビュアー:ソネアキラ

にしてもだ、ヤン・シュヴァンクマイエルの装画がすごすぎる
『怪談』 ラフカディオ・ハーン著 平井呈一訳 ヤン・シュヴァンクマイエル画を読む。 …
レビュアー:ソネアキラ

にしてもだ、ヤン・シュヴァンクマイエルの装画がすごすぎる
『怪談』 ラフカディオ・ハーン著 平井呈一訳 ヤン・シュヴァンクマイエル画を読む。 …
レビュアー:日月




 
  

一旦連載終了で物語も一段落。最後はほっこりと暖かく、幸せな読了感でした。
『しあわせは食べて寝て待て6』あらすじ 団地の大家・鈴さんから将来的に団地の部屋を譲られること…
レビュアー:Roko



 
  

細道はこうしてできたのね
散歩をしていて、とつぜん路地があったり、階段があったりすることがあります。そういう道があるという事は…
レビュアー:DB

社会や時間と人の関係の本
タロットにまつわる意味や絵画を紹介していくシリーズ五作目のテーマは「正義」と「隠者」です。 これま…
レビュアー:rodolfo1




 
  

ついに戦争は終わり、第一部で活躍した4人の登場人物の子供達が戦後の日本を再出発させるべく、それぞれの本分を尽くして奮闘を始める。
奥田英朗著 「普天を我が手に 第二部」を読みました。 アメリカで15歳の竹田志郎は駐在武官の父…
レビュアー:ぷるーと



 
  

命がけで周という国の基礎を作った人物の生涯。
周公旦という名を知ってはいた。中国の古代の政治家だよね、ぐらいに。でも、何をした人物かときかれると、…
レビュアー:有沢翔治

精神疾患の女性患者Aが見た夢を分析することで、近代的な意識のあり方を探ろうとしています。 丁寧な分析……ですが、どうもユングを援用しているため僕の肌には合いませんでした。
レビュアー:ichi_kazsun




 
  

「現代の哲人」「マネジメントの父」と呼ばれた ピーター・ドラッカーの問いを活用し、人生後半の戦略について考える1冊。
・本書は、ドラッカーの教えをわかりやすく伝えながら、 組織も個人も成果を上げることができるように …
レビュアー:夏の雨




 
  

死と生を描いた短編集
吉村昭さんが生まれたのは昭和2年(1927年)。 平成18年(2006年)79歳で亡くなったが、…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚


 
  

代々守り抜いた家を継ぐ。他の若者たちは、その横を自由にスイスイ通りぬけてゆく。
九州の限界集落と思われる田舎町に住む人たち、家族が織りなす、恋愛や結婚そして家族の変わって行く姿を…
レビュアー:爽風上々



 
  

いまだにその信者が多いようなアベノミクス、しかしその実像はどういったものか。
大規模な金融緩和でスタートしたアベノミクスですが、その効果は限られており即物的ともいえるような円安と…
レビュアー:独醒書屋




 
  

昭和初期に女性としては珍しく理系学部に学び、女性科学者の先駆けとして日本の科学会を牽引した猿橋勝子さんの伝記的小説です。
科学と人間ドラマの融合が伊与原さんの真骨頂ですが、これは珍しく歴史小説です。とはいえ猿橋勝子さんと…
レビュアー:武藤吐夢




 
  

もともとの原点はホラー色が強い作品だが、それを見事に清朝というのか王権批判にしている。最後の章がそれだ。最後のほうの桃源郷に皇帝が行く、そこで体験する過酷なまでの仕打ち。ここが大切なところに感じた。
『聊斎志異』のリメイク(二次創作)。 『聊斎志異』の印象は、日本で例えると百物語に近いものだった。…
レビュアー:みんな本や雑誌が大好き!?




 
  

年上の男が男の子を誘惑するのは許せないが、年上の女が男の子を誘惑するのは許せる? 「二枚舌」「二重思考」は許されるのでしょうか、許されないのでしょうか?
秋山千佳氏の『沈黙を破る「男子の性被害」の告発者たち』(文藝春秋)を読みました。 性…
レビュアー:ef



 
  

相変わらずストーリーテリングが上手いなぁと感じた短編集
『オーシャン・クロニクル』シリーズ、『上海三部作』など、力作を連打している上田早夕里さんの短編集で…
レビュアー:hacker



 
  

「実績とは過去です」「AIは正確であっても正解ではありません」 少し前の朝日新聞に掲載されていた特集で語られていた棋士・藤井聡太の印象的な言葉です。藤井聡太というと、私が思い出すのは升田幸三なのです。
最初にお断りしておきますが、この拙文では敬称を略させていただきます。というのは、升田幸三については「…
レビュアー:赤井苫人


 
  

他人の不幸は自分の幸せ?
♠️2007年『虐殺器官』で小説家として本格的にデビュー。病気と闘いなら執筆するも、デビューから僅か…
レビュアー:ユウハル




 
  

性別が違うと見える景色も変わってくる
性別が変わって気付く自分がどれだけ男だから、女だからと考えていたことを。今の時代だからそういう性別で…
レビュアー:拾得




 
  

「世界のどこを見渡しても、日本ほど雑誌のふろくが発達している国はありません。(中略)ふろくー特に子供向けの紙おもちゃふろくは、日本独自の文化だと言えます。」(弥生美術館学芸員・中村圭子、4頁)
浮世絵展の図録を見ていた時に「おもちゃ絵」という言葉を初めて知り、以来、このことばが気になって仕方…
レビュアー:塩味ビッテン




 
  

カンボジアで行方不明になった親友とその美人姉妹を捜して、現地に赴く青年の冒険と成長譚だが、そこは桐野小説だけあって混沌とし猥雑な現地の描写と、BLを思わせる主人公の純粋さがアクセントとなっています。
高校時代の親友・空知とその姉妹とがカンボジアで行方不明となり、26歳の主人公・晃は3人の消息を求め…