滅びの庭
レビュアー:うさぎひろみ

箱庭にあなたやあなたの家族にそっくりな人形があったらどうしますか? ましてやそれを落として壊してしまったら。
本作は「家庭教師」「砂に書いた名前」「シンバルの鳴る夜」「知らない私」「滅びの庭」の5編からなる…
レビュアー:うさぎひろみ

箱庭にあなたやあなたの家族にそっくりな人形があったらどうしますか? ましてやそれを落として壊してしまったら。
本作は「家庭教師」「砂に書いた名前」「シンバルの鳴る夜」「知らない私」「滅びの庭」の5編からなる…
レビュアー:拾得





「問題な漢字」から、「生きている漢字」へ
「読めても書けない漢字」が増えてきたともいわれるが、日本語における漢字の役割は依然大きい。漢字の廃…
レビュアー:サンペーリ





「努力」を「成果」に変えるための条件
頑張っているのに、なかなか仕事の成果が上がらない… そんなふうに感じたことはありませんか。 …
レビュアー:すずはら なずな

こういうのも幸せな生き方っていうのかな。本当に幸せはひとそれぞれ。
曽野綾子さん初読みです。三浦綾子さんと二人、ダブル綾子で有名な作家さんでお名前だけは知っていましたが…
レビュアー:michako





表紙にはカンガルーの姿が。今回の奇蹟調査は暑いクリスマスのオーストラリア。
オーストラリア・ノースチャーチという小さな町。 人口約600人という小さな町の中心に建つセント・プ…
レビュアー:rodolfo1




浅間山で英次が凍死した事故が、稀世・未来子・創介の人生を大きく狂わせる。大人になって再会した三人は、恋心・罪悪感・後悔と向き合い、長い年月を経てようやく過去を受け入れ、互いに和解していくさ中。。。
唯川恵作「一瞬でいい」を読みました。 【プロローグ】奥村稀世は三十年ぶりに浅間山を目の前にし、…
レビュアー:Roko




諸悪の根源は「おじさん」である
政府は国を畳もうとしている。 国を畳むためには、人口を減らすしかなかった。表向きは民主国家として…
レビュアー:ソネアキラ

チタンの義足の院長、その名はガーリン
『ドクトル・ガーリン』ウラジーミル・ソローキン著 松下隆志訳を読む。 『吹雪』の主人公ドク…
レビュアー:有沢翔治

ハイデガーが書いた事実上の処女論文です。それを弟子ガダマーが掘り起こしたのがこの『アリストテレスの現象学的解釈』です。ハイデガーの問題意識の原点、存在とは何かがすでに考えられています。
レビュアー:燃えつきた棒



NHKラジオの「高橋源一郎の飛ぶ教室」で豊崎由美さんが、「あの頃の高橋さんはキレッキレだった」とほめておられた高橋先生の本。
NHKラジオの「高橋源一郎の飛ぶ教室」でゲストの豊崎由美さんが、「あの頃の高橋さんはキレッキレだった…
レビュアー:ぱせり

親になること、子であること、「まるでわたしたちの巣に誰かが卵を産み付けたみたいに」
物語はサプライズの贈り物だった。 最後に受け取った思いがけないものまで含めて。 女なら子…
レビュアー:武藤吐夢




戦後の日本の変化に戸惑う空気がよくわかった。説明すべきところに説明がない。会話がちくはぐ。とても不穏。
カズオイシグロのデビュー作。 1980年代イギリスに住む女性が現代と、1950年代に住んでいた長崎…
レビュアー:波津雪希




元廃ゲーマーだった前世を持つセントルム王国末っ子王女アレクシスの辺境開拓記。
廃ゲーマーだった前世を持つセントルム王国末っ子 王女アレクシスは異母兄弟に疎まれたことにより辺境…
レビュアー:夏の雨





原田ひ香さんにとってきっとラジオは特別なアイテムなのだろう
2018年に発表した『三千円の使いかた』でベストセラー作家になった原田ひ香さんの経歴を紐解くと、 …
レビュアー:PIO




テレビ番組コメンテーターとして著者の姿を目にしたのがきっかけで、手にとった本。日本社会が「読書」に期待した役割の変遷、興味深い考察でした。
「新書大賞」という賞があるのですね。今年の受賞作とか。 雑にまとめてしまえば、高度経済成長期の長…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚



動物生態の知識が異常に豊富な薄圭子巡査の知識が、この作品では生きる。
須藤刑事、動植物について異常に多くの知識を持つ薄圭子巡査の漫才コンビが活躍する警視庁いきもの係シリ…
レビュアー:爽風上々




かつてウェゲナーが大陸移動説を唱えた時、皆に無視されました。しかし現在ではプレートテクトニクスを信じない人はいません。
1912年にウェゲナーが大陸移動説を発表した際にはほとんどの学者はそれを信じませんでした。 しかし…
レビュアー:ef




そして、物語は大団円を迎えるのですが……
エトルタから愛機ニューポールに乗って脱出したドロテとジャンなのですが、そう易々と見逃してはもらえま…
レビュアー:hacker





先日、府中市立美術館で開かれていた「フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫」を観てきました。本書はその公式図録です。
現在の私は福島県の片田舎に住んでいて、別に日常生活に不便を感じることはないのですが、映画館や美術館に…
レビュアー:ichi_kazsun





自分のリズムを取り戻すことができる 「ひとり茶道」について詳しく知りたい方は お手にとってご確認ください。
・本書は、世界で活躍したいビジネスマンに対して、 茶道を中心とした日本の伝統文化の作法で支援する …