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フランスって国は怪物が多いなあ。

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
ロクス・ソルス
 この本の魅力は、奇抜な発明品の陳列ではなくその発明品に付随するエピソードにある。正直いって発明品の詳細な記述にはいささかうんざりなのだ。

 しかし、いったんその意味不明の発明品の由来に話が移るとたちまち話に引き込まれてしまう。

 特に印象深かったのは、特殊な薬を脳に注入されて、生前のもっとも運命的な一瞬の場面を演じ続ける死者の件。ゾンビだよね、これ。シュール。なんともシュールな絵面だ。数々の死者が演じる様はそれだけでは何をしているのかちんぷんかんぷん。でも、その死者の説明がされるやいなや、その豊かな物語性にたちまち魅了されてしまうのだ。なるほど、この本は多大なる感銘や、心ゆさぶる感動とは無縁なのだが、ひじょうに忘れがたい妙な魅力にあふれている。それにしてもこの人は、奇想にあふれた人だ。読んでソンはないよ。とにかく、いままでに読んだことがない類の本なのは間違いない。変なタイトルからはまったく本の内容が見えてこないでしょ?そういう本は数あれど、本書は正真正銘、変な本です。未読の方はぜひご一読を。

 でも、この人も、これ一冊でお腹一杯って感じ(笑)。

 しかし、フランスって国は怪物が多いなあ。
  • 掲載日:2018/03/08
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この書評の得票合計:17

読んで楽しい:4票
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この書評へのコメント

  1. 脳裏雪2018-03-08 07:46

    凄そうです、よく見つけましたね、ワクワクがあります、

  2. ベック2018-03-08 15:32

    まあ、不思議な本です。コンセプトが見当たりません。

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