図書館にあるエドワード・ゴーリーをどんどん読んじゃおう企画であります。
本作は怖いですよ~。
一ページに一人ずつ、Aから始まってZまでのイニシャルを持った子供たちが登場するのです。
例えばAはエイミー、次のページのBはベイジルというような具合に。
そして、この子たちは皆悲惨な目に遭うのです。
おそらくそのために命を落としてしまうのでしょう。
うへぇ。何という本なんだ。
何故子供達がこんなひどい死に方をしなければならないのかはまったく分かりません。
こんな調子でZのジラーまで子供達が一人ずつ殺され続けるだけの本なのです。
救いも何もあったもんじゃありません。
一応、サブタイトルに「または 遠出のあとで」と添えられているのですが、その意味も分かりません。
ゴーリーの絵のタッチは、子供達の悲惨な死に方によく合うものではあるのですが。
一体、ゴーリーはどんな意図でこんなブラックな本を書いたのか。
謎だわ~。
でも、不思議とイヤ感は少ないんですよね。
いや、もちろんありますよ。
ありますけれど、「まあ、ゴーリーがこう書いているのなら……」と妙な納得感を得てしまったり。
恐るべしゴーリーであります。
他の作者がこんな本を書いたらエラいことになりそうなもんですけれど……。
さあ、こういうブラックな本ですが、読んでみますか?
読了時間メーター
□ 瞬殺/64ページ:2026/03/20
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