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 目黒川で発見された女性の遺体。1話ごとに視点人物が変わり明かされる真実は、反転する。スパイ対警察のミステリー。

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
  • たとえば孤独という名の噓 (文春e-book)【Kindle】
  • by
  • 出版社:文藝春秋
たとえば孤独という名の噓 (文春e-book)【Kindle】
 「ストロベリーナイト」を初めて読んだ時のようなドキドキ感を久しぶりに味わった。「もし、あの夜東京、雨が降らなかったら・・・」という言葉、事件のきっかけは何年も前からあったのかもしれない。
スパイ天国と言われる日本、スパイ防止法のない日本で諜報活動をしている外国人は一体どのくらい存在するのだろう。事件の真相が気になりながらも、暗躍するスパイの存在に脅威を感じる内容だった。

 目黒川で発見された遺体の身元を調査すると、ICカード乗車券の機能を持った決済システムを開発している大手企業の女子社員だったことがわかった。しかし、途中採用されたその女性は中国人だったかもしれないとの証言が上司からあがった。さらに、その女性がハニートラップを仕掛けていた事実が発覚した。警察内部にスパイがいるかもしれない。もう、誰も信じることができない。

 なぜ日本でスパイ活動をすることになったのか。その理由がわかると切なくなってくるが、そんなことが実際にあるのか。日本とは常識も習慣も全く状況が違う国ならば、実際にありえるのかもしれない。内容が内容だけに、レビューを書くのが難しい。ただ、さすが「ストロベリーナイト」の作者!と思えるほど夢中させてくれた作品だった。
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  • 掲載日:2026/05/22
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