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心の中に入り込み、病の元になっている絡みを除去する。現実には不可能な治療方法。内容は空疎。

  • いのちのカルテ 潜入心理師・月野ゆん (小学館文庫)【Kindle】
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  • 出版社:小学館
いのちのカルテ 潜入心理師・月野ゆん (小学館文庫)【Kindle】
 昨日この本を本屋でみて、また新しいシリーズを次々大ヒット作を連発している知念実希人が新しいシリーズを出したのかと思い購入。家に帰って表紙を見てみたら作者は秋谷りんこという全く知らない人の作品だと知った。

 心の病というのは、外形的に病巣がわかり、それを除去する治療法や治癒する薬を開発投与することで治すことができるのだが、病巣がわからず、治療は過去から積みあがった治癒経験の積み上げにより治療するのが殆ど。

 この作品では潜入心理師という治療師が登場。希死念慮つまり死ぬしかない、死にたいと願っている患者の心に潜入し、希死念慮の原因となっている絡みを探し出し、その絡みをほぐしてあげて、希死念慮を消去するという、現在では不可能な治療方法で心の病を治癒させるという方法を物語にしている。

 主人公は心に潜入して絡みをほぐす潜入心理師の月野ゆん。この潜入心理の治療方法を開発した滝井博士、一回り年上の先輩治療師の浦井心理師。一年後輩のどういう役割かわからないがアジャスターの萌野、潜入心理師一年目の年下の綾川がチームになり心の潜入に取り組む。

 7つの潜入物語が収録されているが、治療方法にまったく現実感がないし、この治療を行った患者がどうなったのか全く描かれていなくし、更に間違った絡みをほぐしたらどうなるのか、最後の作品にチラっとそんなところがでてくるが、どの物語も形式は同じで平板。作品はシリーズの第2弾。え?本当?この内容ですでに第1弾が出ているとは信じられない。
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  • 掲載日:2026/04/13
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