れいんさんと旦那さんは結婚してからも、お正月はそれぞれの実家で過ごすことにしています。どちらかが無理することなく共同生活をしていこうとしているところが、現代の夫婦のあり方なんだなと感じます。
れいんさんの実家で、年末からお正月に賭けて飾る「絵に描いた餅」の話がとってもいいなと思いました。昔なら床の間に掛け軸ってところだけど、現代の家ではこういう飾り方をして季節感を出すのって、いいですよねぇ。
れいんさんの、おっちょこちょいぶりがいろんなところで登場しますけど、何かやってしまったことで驚いたり、恥ずかしかったり、一緒にいる人の優しさを感じたり、そういう心の動きが短歌にも表れてるのかもって思うような、微笑ましいことばかり。
厄年のお祓いに行って「これで1万円なら安いかも」って思ったり、家族旅行の予約を間違えてしまったり、ドラム式洗濯機や、食器乾燥機の素晴らしさに感動したり、日常のちょっとしたことでも、とてもステキな文章で書き留められています。
時々思い出すサラリーマン時代の話も、それがあったからこそ今の自分がいるんだという気持ちが滲んできて、どんな経験も自分のものにしているんだなと感じます。そうそう、「すももは立って」食べるとおいしいですよね!
#三十路の逆立ち #NetGalleyJP
〇くどうれいん
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桃を煮るひと
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