本書は二部に分かれており、第一部では著者の専門である発酵について、各種食品を紹介していくという構成になっています。
ん? 発酵食品の中には確かに匂いのキツイものもあるけれど、別にそうではないものも沢山あるよね? このタイトルはどういうこと? と思ったのですが、それは第二部に入ってから書かれます。
第二部は、これまで著者が食べてきた強烈な匂いをもった食品について書かれているのです。いやぁ、著者はチャレンジャーだわ~。ちょっとこれはムリだなぁというものまで実際に食べているんですよね。
カメムシまで食べちゃう! 成虫は本当にクサイのだそうですが、幼虫はなんとかいけるのだそうですよ。
その他、こんなもの食べる~? というものも実食レポしております。
しかし、人間は何故こんなに匂いのキツイものも食べ続けているんでしょうかね?
最初は必要に迫られてということだったのかもしれませんが、その後、食糧事情も改善し、敢えてそのような匂いのキツイものを食べずとも……とも思うのですが、食べられ続けているんですね。
慣れというのもあるのでしょう。納豆もそれなりに匂いはしますが、私はすっかり慣れてしまっており、別にイヤだともなんとも思いませんが、慣れてない人には「なんであんな臭いものを喰うのか?」と思われているのかもしれません。
あるいは、強烈な匂いを持った食品って、妙にクセになる面があったりもするのかもしれません。
確かにそこには独特の旨味、味わいがあることも事実なのでしょうから、匂いの刺激にさえ耐えられれば美味しいと感じるものなのかもしれません。
いや、それにしても……でありました。
なお、私は数日前に同じ著者が書いた
『漬け物大全』という本も読んでいるのですが、どちらも発酵食品をメインに扱っていることから、内容的に多少被るところはありました。
まあ、それぞれ独自のところもあるので、両方お読みになるのもよろしいかと思います。
読了時間メーター
□□ 楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)/253ページ:2026/03/19
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