かげはら史帆さん執筆の新書があると知り、借りようとしたものの最寄りの図書館には所蔵がなく、代わりにこちらの本を見つけ、興味をひかれて借り出しました。
ニジンスキーというバレエ・ダンサー、ディアギレフという興行主の存在、彼らがバレエ・リュスの立役者であることは知っていましたが、それ以上の知識は皆無だった私。
物語が展開するたびに、いちいち仰天してばかりでした。
ええ~っ、結婚?ほんとに?
なんと、ニジンスキーって、そんな家庭的な人だったの?
はあっ、もうクビになっちゃうの?
うわお、そんな嫌がらせって、あり?
えっ、ハンガリーとロシアって、そんな関係?
は?精神病?
うわわ、そうだ、戦争になるんだった。
次の戦争もあるんだった。
ってな具合です。
Prologue
ACT1
ACT2
ACT3
という構成の小説です。
ACT1が求婚まで、ACT2が結婚後に奮闘するロモラ(この部分が全体の半分以上を占めます)というのは、まあ想定内だったとして、
ACT3で、突如舞台が日本になることには仰天いたしました。
しかも、宝塚!
タイトルの「銀橋」って何だろう……と思いつつ読み始めたのでしたが、これは宝塚のスターが立つステージを指すものなのか?
バレエ、ジェンダー、同性愛、押し活、……なるほど、今の時代にヒットするテーマです。著者の目の付けどころに納得。
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