ひろいひろい ゴミすてばの おくふかく こわれたちいさなロボットがめをさましました。
どうしてここにきたのかは おもいだせません。
むかし人間とくらした家へいってみると、あたらしいロボットがいました。
自分は人間に必要とされて、人間と一緒に暮らしてきたのに、こわれたから、もういらないからって、捨てられてしまいました。
映画「AI」を思い出して、悲しくなりました。アトムもそうでした。かつては家族だったはずなのに、人間の勝手で捨てられてしまうのって悲しい。
あの家には自分のいる場所はないと悟ったロボットは、ゴミすてばへもどりました。そこでじっとすわりつづけました。
何年かして、このロボットを拾っていく親子がいました。その人たちの家で、壊れたところは直して、きれいにしてもらいました。ロボットは生まれ変わり、新しい生活を始めました。
自分の居場所がなくなったからって、それですべてが終わるわけじゃない。
「捨てる神あれば拾う神あり」なんだって、誰にでも、きっとどこかに神様がいるのだと信じたいです。
#まいごのロボット #NetGalleyJP
この書評へのコメント