本が好き!ロゴ

閉じる

私はレイシズム問題に関して無知だった。それを学ぶためのきっかけになってくれる本です。

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!2級
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」という本のタイトルでまず読みたくなるような、クールなネーミングをしている。タイトルも変わっているが、本の色もまっ黄っ黄で、特徴的な色をしていて、逆になかなか手が伸びなかった一冊です。

 アイルランド人と日本人(ブレンディみかこ)の間に生まれた息子が、カトリックの小学校を卒業し中学校に上がろうかとしているところから物語はスタートする。市のランキング1位の小学校で生徒会長をしていた息子が進学に選んだのは、自由と創造性が特徴的な元底辺中学校と呼んでいる学校を選んだ。

 ここで父親である「配偶者」(ブレンディみかこさんは夫を配偶者と作中は呼んでいる)が猛反対するのだが、学業がおろそかのなることよりも、白人が多く通う学校なので東洋人の顔をした息子は差別されるだろうということを気に掛ける。しかし息子が下した決意は変わらず元底辺中学校を選び、ここから波乱万丈な学校生活を送ることになる。

 ここで少し気になっていたのだが、成績優秀なカトリックの学校には移民など他の国からの子供が多く、元底辺中学校には地元の子供が多いというところである。全然違う話になるが、1998年フランスワールドカップで優勝したフランスチームは「移民との融合」というぐらいに代表チームに移民が多くいました。その移民の活躍がなければ優勝はできなかったと思います。なにが言いたいかというと、多様性があるチームのほうが、差別もなく優秀ではないだろうか?ということです。

差別なんてよくない!!っていうのは言えるけど、私自身は差別に対してなんの知識もない。こういう本から学んで、なんで差別がよくないか?どういう理由で差別発言をしているか?ということを考えないといけないと感じました。

  • 本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント
  • 掲載日:2021/08/12
投票する
投票するには、ログインしてください。

この書評の得票合計:15

参考になる:13票
共感した:2票
あなたの感想は?
投票するには、ログインしてください。

この書評へのコメント

    No Image

    コメントするには、ログインしてください。

    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー の書評一覧

    取得中。。。