茜さん
レビュアー:
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清張文学の金字塔、日本ミステリー史上最高傑作!人間の「宿命」とは何か?
東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。
被害者の東北訛りと“カメダ"という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。
今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。
恥ずかしながら松本清張氏2冊目です。
タイトルだけは知っていましたがドラマなども観たことがなかったので、どんなストーリーなのか事前知識などは皆無の状態で読み始めました。
時代背景なども昭和なので新鮮に読めました。
まだ上巻なので多分外堀を埋めていっている感じで犯人らしき人物はまだまだわかりません。
刑事今西が怪しいと思った人物が悉く亡くなってしまうのが惜しい。
それにしても自殺や心臓麻痺がそう都合良く起こるのはやはり小説だからでしょうかね(苦笑
まぁ、その方が謎解きとしては面白いとは思うけれど。。。
しかし、刑事というのはつくづく大変な仕事だと思いました。
これは今西という刑事だからなのか、少しでも気になることがあれば例えそれがほんの些細なことでも調べなければならないとは何と因果な商売なんだろう。
まぁ、それが当然と言えば当然なんだろうけど。。。
下巻でどうなるのか楽しみです。タイトルの意味も下巻になれば分かるかなぁ?
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
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- 出版社:新潮社
- ページ数:397
- ISBN:9784101109244
- 発売日:1973年03月01日
- 価格:660円
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