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もっと食べたくなりました

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
明けても暮れても食べて食べて (単行本)
 「はらぺこめがね」というのは、1983年に徳島で生まれた原田しんやさんと
 1982年に大阪で生まれた関かおりさん夫婦のイラストユニットの名前。
 原田さん自身の紹介によれば、「食べることが大好きな夫婦」で、
 「食べものと人をテーマに絵を描くことを生業」にしているとのこと。
 そのほとんどは絵本製作で、この『明けても暮れても食べて食べて』は絵と文が楽しめる初めての画文集で、
 なので少々テンション高め。
 「一つひとつ丹精込めて描きあげた」絵に、「思いを馳せながらじっくり文章をつけてく」作業に、
 原田さんの気分は「イェイイェーイ。」だそうです。
 でも、「やっぱりまずは絵を見てほしい。」と本音がポロリするのも、
 このユニットらしくて微笑ましい。

 その絵、表紙のさつまいもの絵もそうですが、実においしそうに描かれています。
 まずはぺらぺらとページを繰って、絵だけを楽しむのよし、
 そのあとで添えられた短い文章と一緒に堪能するのもよし、
 どんな読み方(食べ方?)でもかまわない。
 もしかしたら、この本読みながら、今夜の晩ごはんの献立が決まったりするかも。

 中に「箸休め」的な長めのエッセイもあって、そのひとつに「僕たちの絵本ができるまで」という、
 まるで秘伝の味づくりを披露している文章も収められています。
 なるほど、おいしさの秘訣はここにあったのか。
 次はどんな料理(絵本)を注文しようかな。
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  • 掲載日:2026/05/26
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