商品やサービスを買う時に選択基準となるのがその価値です。
また仕事をするときには誰もが価値を生み出そうと奮闘しています。
家庭においても家族のために料理を作る時には家族に対して価値を提供しています。
経済ばかりでなく社会の隅々にまで価値というものは存在しそれを高めることを常に求めているわけです。
そのような価値にも3種類あり、既存価値、付加価値、不要価値です。
経済活動の中で特に考えるべきなのが付加価値。
それを知ることは仕事にも人生にも大いに役立つということでこの本を書いたということです。
既存価値は「想定内の価値」、付加価値は「想定外の価値」、不要価値は「付加価値になっていないこと」とも言えます。
「ブランド品」というものは、他の品物と大して変わらなくても高値で売られています。(違うと言いたい人もいるでしょうが)
そこにあるのが付加価値です。何らかの付加価値が加わることで少し多めに金を払っても良いと思わせることができます。
経済における競争とは実は付加価値を付ける競争であるとも言えます。
自分が作り出す商品、サービスにどういった付加価値を付ければ売れ行きが上がり、少しでも高く売れるか。それを考え試しているのが仕事だとも言えます。
商品やサービスだけでなく「自分という人」にも付加価値を付けることを考えなければなりません。
就職の面接で落ち続けている人には付加価値が無い、あるいはあっても分かっていないとも言えます。
転職で落ち続けている人が間違っている点は「面接で落ちているのは自分が価値がない人間だからだ」と思うことです。
実は価値がないのではなく付加価値作りが足りない、あるいはその受けた会社には自分の付加価値は向いていなかったということです。
自分の付加価値が求められる会社、業種を目指すか、どうしてもその会社に入りたければそこの求める付加価値は何かということを考えるべきです。
本書後半では付加価値をつくる考え方、そして付加価値をつくる技術といったものが解説されています。
それが妥当かどうか、判断はできませんが、物の見方を変えるということでは読んで考えてみる価値はあるかもしれません。
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