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シリーズ2作目です。神々の世界も年功序列ですからね。太宰府天満宮に祀られている菅原道真公も神々の世界では新参者,大御所から「わしの誘いを断ると申すか・・・」と一喝である。そこに可愛らしい女神が・・・。

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
  • 天神さまの花いちもんめ2 お稲荷さまの呵呵大笑
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  • 出版社:産業編集センター
天神さまの花いちもんめ2 お稲荷さまの呵呵大笑
そもそも人が神になるというのは異例中の異例,大御所の後押しもあって人間世界で成果を上げて人徳もあった菅原道真は神になった。とはいえ,神々の世界ではぺーぺーである。四畳半のアパートに住み質素な生活を送っている。仲の良い友は恵比寿さまだ。海老で鯛を釣る漁業や釣りの神として崇められている。神々の中で行われている儀式(ほぼ,集まっての酒席中心)の様子も楽しく描かれている。そこには常に女神さまが絡んでいる。鯨飲してもへっちゃらで,見目好く性格も正に女神そのものである。たまにははめを外し,酔っぱらって「菅原さまもお出でなさい」と二次会に呼び出したりする。ご愛敬だが,断れるものではない。出かけざるを得ないのは上司に命令された部下さながらである。令和は違うが,昭和のサラリーマン世界と同じだ。
それでもフォローもあるし,さまざま助けてもらえるのが良いところ。神々の生活ぶりを見て,人の営みは神に導かれているのだろうかと思ってしまう。神は神で氏子のために何とかしたいと,神々同志,侃々諤々やりながら調整しているのである。人は神頼みだけでなく,努力をして初めて成果が付いてくると言うことは忘れてはいけない。楽しい小説だが,いろいろと考えさせられた。第一作に続いて,楽しい一冊だ。
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  • 掲載日:2026/05/04
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