本書も菅野完氏のYoutubeで紹介された本です。
これまで古典と名のつく本は、とんと読んでこなかったのですが、死に際近くになって、読んでおかなければと、読み始めました。
割と薄い本なので、すぐ読み終えるだろうと思ったのが、大間違い。
旧漢字でポイントも小さくて、高齢者には読みづらい本です。
視力が良くて、理解力がまだ衰えていない時期に読むべき本だと痛感しました。
ギリシア神話とかシェークスピアとか、西洋の方にとっては、きっと基礎的な知識なんだろうけれど、巻末に訳註があったのには、感謝です。
ということは、他の人もすんなりとは理解できない内容なのかと思ったりしました。
冒頭の「すべての世界史的な大事件や大人物は二度あらわれるものだ、と。一度目は悲劇として、二度目は茶番として、と、かれは、つけくわえるのをわすれたのだ。」という言葉のネタ元は、これだったのかと新鮮な驚きでした。
ということは、本書の主題である「ルイ・ポナパルトの二回目のクーデター」は、叔父のナポレオン・ポナパルトの茶番だということだということなんでしょう。
1848年2月から始まったフランス第2共和制が、1951年12月2日ルイ・ポナパルトのクーデターによって一夜にして崩れ去っていく経緯をマルクスの目で分析した内容となっています。
本書の目次は、下記のとおりです。
はじめに
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
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