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全てのはじまりは、古い土蔵で見つかった「目嚢」という古文書を預かったことだった。

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
目嚢-めぶくろ-
怪談作家の「鹿角南(かづの・みなみ)は、従妹の嫁ぎ先、菊池家の古い土蔵でみつかった、
「目嚢」という古文書を預かる。

従妹からの依頼は、菊池家の歴史を調べてほしいというものだった。

南は、あまり乗り気ではなかったのだけれど、

相当の湿気を受けたのか、紙の状態はかなり悪い、触りたくないと思うほどに。
時間をかけて、そうっと半紙を広げると、現れたのは幽霊画だった。

文字を読んでみれば怪談。

怪談作家の血が騒ぐのは当然である。

耳袋は聞いた話を集めたもの。
目嚢は書いた人が見たものをつづったものらしいとあたりをつけた南。

状態の悪い古紙の束となっている古文書を、整理していくうちに、
南のまわりで、不可思議な事が起き始める。

古紙で切ってしまった指先が、いつまでも痛む。
雨の音がする。
いないはずの虫が見える。
聞こえないはずの声が聞こえる。

これはまずいよ。(私の叫び

古文書に呼ばれているのか?
古文書に宿る何かに魅入られてしまったのか?

もうやめたほうがいいってば(私の叫び

南は、菊池家の近くの郷土資料室を訪ねる。
資料を見せてもらい、話を聞くうちに、少しづつ見えてくる。

絶対にこれは手を引いた方がいいよ(私の叫び

ぎゃーーーーっと叫び声をあげるような恐怖ではなく、
じわりじわりとくる。

ぞわぞわぞわっと、背中が・・・
鳥肌が・・・

南がくだした決断は・・・

ありそうで怖かったです。
ぜひ、お楽しみくださいませ♪(笑
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  • 掲載日:2017/04/02
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