書評でつながる読書コミュニティ

『現代』誌上で、カミュの『反抗的人間』を巡る書評でフランシス・ジャンソンがカミュと対立。ジャンソンは失敗作としながらも、批判の矛先を編集長サルトルに向けたため、カミュとサルトルが絶交に至った。

動物の色々な感覚について述べた本。中には人間には全く備わっていない感覚もある。そして動物がその感覚で世界をどんな風に掴んでいるのか、人間は決して知ることはできないという。

こちらも朝日新聞の書評で知った本である。 生物学者・ユクスキュルが提唱した環世界の概念はドゥ・ヴァールの「動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか」で読んだが、その環世界について動…

アンデッドは文明社会から駆逐される

アンデッドとは「“Undead”に由来し、死んだはずのものが、生命を失っているにもかかわらず活動する存在」だということだ。 ドラキュラがまさにそれに当たり、相対するヴァン・ヘル…

アスリートから学ぶ！最高の食事とは何か？

スポーツに興味がないので、ジョコビッチという テニスプレーヤーのことは全く知らない。 グルテンフリー生活に興味があって この本で読んでみた。 2018年に出版され…

　古い団地に暮らす中学生が見た親子のひずみと移民の現実。この閉塞感から解放されて希望の虹がかかる日は来るのだろうか。

　給水塔というのは大規模な団地で各家庭に水を送るために造られたタンクのことです。各家庭に水を送るために、塔の上の高いところに設置されています。今はモーター性能が向上したので、タン…

岐阜が舞台の小説　変人のサラダボウルシリーズ第８弾。

　進学校の井ノ口高校の校門前で永縄友奈を待ち構える アルバ・デュロマデイラ。 図書室からアルバ・デュロマデイラの姿を確認した永縄 友奈は裏口から学校を出ることに。 何日も…