書評でつながる読書コミュニティ

幸田秋水とはどのような人物なのか？

「幸徳秋水」といえば、倫理の教科書や、夏目漱石の小説にも名前がでてくるくらい、有名な人で、知らない人はいないとおもいます。私も、名前くらいは知っていました。ただ、この本を読む前は…

鬱状態で仕事を辞めた宮田は幼馴染の浜野から、期間工は人と接することの少ない気楽な職で「人間だとは思われない、ほとんど透明だ」と言われ同じ工場で働くことになる。

派遣の期間工として働く宮田と、同じ工場で働く彼の高校時代からの知り合いの浜野の物語。 腰巻きに書かれた４人の作家の書評（と知らない人の一言）から、期待感が高まる。 仕事の内容…

文化の交叉路、奄美群島の怪異集

　九州南部、鹿児島と沖縄本島との間に点在する島々を指して奄美群島と呼ぶ。本書は、この群島に伝わる怪異について考察したものだ。奄美群島では怪異のことを「ムン【ムヌ】」という。これは…

怖くて悲しいエラリイ・クイーン中期の傑作

♠️フレデリック・ダネイとマンフレッド・ベニントン・リーの従兄弟同士の合作ペンネームであるエラリイ・クイーンは、小説だけでなく1941年から現在まで続く推理小説専門誌 『エラリー…

お隣の国なのに、これまで従軍慰安婦と徴用工関連の本しか手にしたことがなかった。

お隣の国、韓国がどういう経緯で、わが国に統合されるようになったのか、これまでほとんどと言っていいくらい関心をもってこなかっなぁということを、ある人との会話から気付かされた。 そ…

チミーとウッディは木の実を集めていました

ハイイロリスのチミーは、奥さんのウッディと一緒に木の実を集めています。それを穴に埋めたり、木の幹に空いている穴に入れたりして冬のために保管していました。 リスたちが木の実を…