音楽関係については、まず第二章(2023年12月3日開催シンポジウムの記録)。
第二次大戦前の交流として、
その功績が半ば忘れられた作曲家の小松耕輔(1884-1966)、
レジェンドとして祭り上げられる一方、演奏活動の実態が未詳のソプラノ歌手の三浦環(1884-1946)が、
日本の音大カリキュラムにフランスの教育システムを取り入れた功績者として、
作曲家の池内友次郎(1906-1991 高浜虚子の次男)と、ピアニストの安川加寿子(1922-1996)が取り上げられています。
さらに、第四章は、2024年1月29日開催のコンサートと対談の記録(会場:東京文化会館小ホール)。
その動画リンク
プログラムで取り上げられた作曲家9名は、次の3グループに分類できるとか。
第一世代:小松耕輔、池内友次郎、平尾貴四男(1920年代~30年代前半にフランス留学)
第二世代:矢代秋雄、黛敏郎、三善晃(第一世代に師事し、戦後、フランスに留学)
第三世代:平義久、牧野縑(かとり)、丹波明(第二世代に師事。この3名はフランス定住)
知らないことが多いんだなあ、と思いました。はい。
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