山小屋には毎年お世話になっている。夏に日本アルプスに登るのが恒例になっているからです。去年は木曽駒ヶ岳、その前は仙丈岳に登った。山小屋があるおかげで重いテントや食料を担いで登る必要がなく、本当に助かっている。
「私、山小屋はじめます」と言ったのは、小宮山花さん、32歳(2020年当時)。
静岡県営の光(てかり)小屋の管理人募集! というのに応募して管理人になってしまった。それまでに山小屋で働いたことはあったけど、管理人なんてやったことはない。度胸とバイタリティに溢れていて、すごいと思う。
山小屋のある光岳(標高2591m)は南アルプスの一番南に位置している。深田久弥の日本百名山にも選ばれた名山。この辺りの山には(聖岳や塩見岳を含めて)一度行ってみたいと思いつつ、行程が結構タフなので躊躇している。光小屋に行くには林道を1時間半歩き登山口まで行き、そこから山道を8時間登っていかなくてはならない。標高差も1700mある。今の体力では行きたくても無理かもしれない。
この本では、コロナでオープンできなかった2021年(0年目)から2023年(3年目)までの4年間を日誌風に記録している。それもそのはず、WEBメディアに掲載した記事をまとめたものだそうだ。コロナで営業できなかった0年目、ドタバタでオープン準備をした1年目。夕食の献立は、マッサマンかれーに豚汁。ポンプ交換に逆止弁の故障などのトラブル、水の確保は死活問題です。
山小屋の1日はとにかく大変。朝3時に起きて朝食の準備、客の朝食が終わったら自分たちも食事をしてその後掃除や夕食の準備と休む暇がない。山小屋は運営する人の情熱がなければやっていけないと感じた。本当に感謝、感謝です。
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