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恋人が盗撮で捕まった。ふたりの関係は一変する。出来心で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。信じるとは、許すとは、愛するとは。男と女の欲望のブラックボックスに迫る。

  • 恋とか愛とかやさしさなら
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  • 出版社:小学館
恋とか愛とかやさしさなら
息苦しかった。
だが、読まずにはいられなかった。
表題からは、まったく想像しない、葛藤の恋愛小説だった。

プロポーズされた翌日、恋人が盗撮で捕まった。
ふたりの関係は一変する。

「二度としない」と誓う啓久(ひらく)
葛藤する新夏(にか)
啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。

信じるとは、許すとは、愛するとは。
男と女の欲望のブラックボックスに迫る、著者新境地となる恋愛小説。

2部構成からなる。

前半「恋とか愛とかやさしさなら」
元恋人・女性の新夏の葛藤。

後半「恋とか愛とかやさしさより」
罪を犯してしまった男性の啓久の葛藤。

盗撮
初犯
示談

果たして、この罪は、どう裁かれるのか?
それは、その人次第。

立場
価値観
あるいは権力だろうか。

同性でもある、男性の啓久の葛藤がもどかしかった。
真面目な彼。
魔が差してしまった。

逃げても、逃げても、バレる過去。
彼の苦悩が痛かった。
心苦しかった。

それでも、現状に踏みとどまる彼。
余韻を残す結末。
著者が伝えたかったことは何だったのろうか?
果たして、続編はあるのだろうか?
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  • 掲載日:2026/05/08
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