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波津雪希
レビュアー:
道後温泉にある神様などを相手に商売する温泉旅館の話です。
 愛媛県松山の道後温泉にある湯築屋は、一風変わった

温泉宿。この宿は、観光地に在りながら人が入らない。

でも、湯築屋には従業員が居ます。

なぜならば、湯築屋は神様や妖魔が客として

来るので経営が成り立っている。

しかも、湯築屋のオーナーは稲荷神白夜命。

神様や妖魔は予約なしで温泉宿に泊まることも

出来るが、稲荷神白夜命の気に入らないものは

結界を通ることが出来ないため湯築屋の

お客様になることが出来ない。

ちょっと不思議な温泉宿です。



 湯築屋の若女将である湯築九十九は

高校生なのに、まっすぐ家に帰り湯築屋の

手伝いをしていることから、同級生の京からは

湯築屋の奴隷と呼ばれているほどの

働き者。しかし、実態は稲荷の巫女であり

湯築屋のオーナー稲荷神白夜命の妻。

相手が神様なので婚姻届けは出していないが

高校生であり、若女将であり、妻である。

3役をこなしている湯築九十九は、常に寝不足で

温泉宿では騒動が起きる。

ドタバタコメディーのようで巫女としての

仕事もありの、面白可笑しい小説でした。
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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1953 件)

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この書評へのコメント

  1. ef2020-04-21 08:00

    大分昔、道後温泉本館にお邪魔したことがあるのですが、あそこって、男性は大広間で(女性のお客さんもいる前で)脱衣しなきゃならなかったんですよぉ。
    生き恥をさらした……。

  2. 波津雪希2020-04-22 10:18

    大広間で脱衣は、厳しいですね。

  3. No Image

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『道後温泉 湯築屋 暖簾のむこうは神様のお宿でした』のカテゴリ

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