竜馬がゆく〈3〉

竜馬。目指すものややり方が違うことを感じても好きな相手は好き。そして彼に会って彼に惹かれた人はどんなに道を異にしてもやはり彼が好きなことに変わりない。そんな不思議な魅力を持った人。
ぼんやり自分の行く道を探していた竜馬がこの巻でやっと動き出します。 勝海舟に出会い「船」への想いを…

本が好き! 1級
書評数:456 件
得票数:8715 票
実家の本棚の整理を兼ねて家族の残した本や自分の買ったはずだけど覚えていない本などを読んでいきます。今のところ昭和の本が中心です。平成にたどり着くのはいつのことやら…。

竜馬。目指すものややり方が違うことを感じても好きな相手は好き。そして彼に会って彼に惹かれた人はどんなに道を異にしてもやはり彼が好きなことに変わりない。そんな不思議な魅力を持った人。
ぼんやり自分の行く道を探していた竜馬がこの巻でやっと動き出します。 勝海舟に出会い「船」への想いを…

恋愛とは面倒くさいものなのか
「男が恋を得たあとの倦怠と、断とうとして断てぬ恋のくびきの下でのもがきを描いている。(中略)近代心理…

声を荒げることもせずむやみに誰かを斬ることもない。ふんわり笑いながら自分の進むべき道を独自に考える竜馬は やっぱり魅力的。
剣の腕は世に知れ渡っている。請われても腕を見せつけるような試合はなるべく避ける。それてもかかってくる…

人を想うのは悪いことじゃないのだけれど
ドルジェル伯の妻マオは夫に「妻」としての愛情を当たり前のものとして持っています。 それはマオにとっ…

まだ何を成すのかを自分でも知らない竜馬。
分厚い一冊が8巻もとなるときっと面白いだろうとは思うもののなかなか手がでませんでしたが ついに読んで…

実家の本棚にはこの「3巻」しかなかったけれど
あとがきによると1巻は「田舎もの」2巻は「都会もの」、3巻は「戦争もの」と「怪奇もの」と一応分類して…

18歳で吉原に前借金付きで売られた さよ。 たった二、三年とは思えない壮絶な遊女の暮らしはさよの心を変えてしまうのか。
大河ドラマ「べらぼう」で華やかに描かれた吉原遊郭。(NHKの大河ドラマなので相当ソフトにぼやかされた…

2025年に村上春樹訳が出ていたなんて知らなかったので…
村上春樹が翻訳したカポーティの作品はこの作品で7冊目だそうです。 今回別の方の訳で読んだわけですが…

この頃の「若いひと」は今何歳だろうなんて思ってみたり。
上下巻合わせての感想です。 若いのはもちろんヒロイン江波恵子やその周りの女学生たちなんだけど、…

くまが保育園にやってきたって怖がらなくていい平和な世界
ちゅーりっぷ保育園に通うしげるが主人公です。 この保育園にはすごくたくさんのお約束があります。…

物語として知っているつもりの「生涯」だったけど、弟子たちやイエス自身やその他の関わってくる人物のそれぞれの想いを読み解いていく。でもやっぱりすらすらとは読めず、私には難しかったです。
1952年度のノーベル文学賞受賞者フランソワ・モーリヤックの作。ネットで検索すると先に遠藤周作の作品…

ダムの底に沈むといわれてもその村は変わらず静かだった。何を怖がり不気味に感じるのは見る者の心次第なのかもしれない
妻殺しの過去を持ち、出所後工事作業員として各地を転々として暮らす男。過去のトラウマから小動物に残酷な…

こういうのも幸せな生き方っていうのかな。本当に幸せはひとそれぞれ。
曽野綾子さん初読みです。三浦綾子さんと二人、ダブル綾子で有名な作家さんでお名前だけは知っていましたが…

茶箪笥の引き出しからみつけた銀の匙は大切な思い出を呼び起こす。虚弱な体質の少年の傍らには育ての親である伯母さんがいつもいた。その愛情に包まれて周囲と徐々に馴染んで育っていく少年の日々をつづった物語。
誰目線で読んでいたのかと考えてみます。 良くも悪くも性格に特徴のある少年の主人公には自分を投影…

胸に『緋文字』(刺繍された赤いAの文字)を一生付け続けるという罰。 ヘスタのしたことがどれほどの罪なのか。本当の「罪人」は誰なのか、「神の赦し」「人の許し」はいつになったら与えられるのだろうか。
子供の成長に合わせ、絵本や平成のジュブナイル小説を読んでいた時期が長く、昭和の翻訳物に立ち戻って四苦…

うつうつとした「留学」の3篇。異国で楽しく過ごせる人には共感できないかも
第一章 「ルーアンの夏」 第二章 「留学生」 第三章 「爾も、また」 「留学」をテーマにし…

淡々と史実に沿って描かれているようで、ところどころで作者の想い入れたっぷりのチェーザレ像が浮かび上がる。
過去の歴史家の記述にも歴史家自身の見方が入るし、世間に勝手に流布してしまったイメージで、より残忍に悪…

結婚する人、しない人、離婚する人、死別した人、隣の青年は学生運動家だけどかなり迷惑な存在。
石川達三初読み。もっと有名なのがあるのになぜかこれ。 でも、映画にもなったそうです。主役の有馬 稲…

1974年10月14日から1975年6月30日まで朝日新聞に連載し、ベストセラーだったということ。 あれ、これって小説なの?と、まず戸惑う。
大企業や政治家、警察上層部などの絡む巨悪を暴く痛快で壮大なエンタメ小説…ではありません。 予備…

少年が「よしおくん」だったとは。
舞台に国も時代も感じさせない不思議な絵と物語。 背景は黒がベースで、文字のページも黒に白い文字。 …