若い人 上巻 昭和46年改版

この頃の「若いひと」は今何歳だろうなんて思ってみたり。
上下巻合わせての感想です。 若いのはもちろんヒロイン江波恵子やその周りの女学生たちなんだけど、…

本が好き! 1級
書評数:448 件
得票数:8552 票
実家の本棚の整理を兼ねて家族の残した本や自分の買ったはずだけど覚えていない本などを読んでいきます。今のところ昭和の本が中心です。平成にたどり着くのはいつのことやら…。

この頃の「若いひと」は今何歳だろうなんて思ってみたり。
上下巻合わせての感想です。 若いのはもちろんヒロイン江波恵子やその周りの女学生たちなんだけど、…

くまが保育園にやってきたって怖がらなくていい平和な世界
ちゅーりっぷ保育園に通うしげるが主人公です。 この保育園にはすごくたくさんのお約束があります。…

物語として知っているつもりの「生涯」だったけど、弟子たちやイエス自身やその他の関わってくる人物のそれぞれの想いを読み解いていく。でもやっぱりすらすらとは読めず、私には難しかったです。
1952年度のノーベル文学賞受賞者フランソワ・モーリヤックの作。ネットで検索すると先に遠藤周作の作品…

ダムの底に沈むといわれてもその村は変わらず静かだった。何を怖がり不気味に感じるのは見る者の心次第なのかもしれない
妻殺しの過去を持ち、出所後工事作業員として各地を転々として暮らす男。過去のトラウマから小動物に残酷な…

こういうのも幸せな生き方っていうのかな。本当に幸せはひとそれぞれ。
曽野綾子さん初読みです。三浦綾子さんと二人、ダブル綾子で有名な作家さんでお名前だけは知っていましたが…

茶箪笥の引き出しからみつけた銀の匙は大切な思い出を呼び起こす。虚弱な体質の少年の傍らには育ての親である伯母さんがいつもいた。その愛情に包まれて周囲と徐々に馴染んで育っていく少年の日々をつづった物語。
誰目線で読んでいたのかと考えてみます。 良くも悪くも性格に特徴のある少年の主人公には自分を投影…

胸に『緋文字』(刺繍された赤いAの文字)を一生付け続けるという罰。 ヘスタのしたことがどれほどの罪なのか。本当の「罪人」は誰なのか、「神の赦し」「人の許し」はいつになったら与えられるのだろうか。
子供の成長に合わせ、絵本や平成のジュブナイル小説を読んでいた時期が長く、昭和の翻訳物に立ち戻って四苦…

うつうつとした「留学」の3篇。異国で楽しく過ごせる人には共感できないかも
第一章 「ルーアンの夏」 第二章 「留学生」 第三章 「爾も、また」 「留学」をテーマにし…

淡々と史実に沿って描かれているようで、ところどころで作者の想い入れたっぷりのチェーザレ像が浮かび上がる。
過去の歴史家の記述にも歴史家自身の見方が入るし、世間に勝手に流布してしまったイメージで、より残忍に悪…

結婚する人、しない人、離婚する人、死別した人、隣の青年は学生運動家だけどかなり迷惑な存在。
石川達三初読み。もっと有名なのがあるのになぜかこれ。 でも、映画にもなったそうです。主役の有馬 稲…

1974年10月14日から1975年6月30日まで朝日新聞に連載し、ベストセラーだったということ。 あれ、これって小説なの?と、まず戸惑う。
大企業や政治家、警察上層部などの絡む巨悪を暴く痛快で壮大なエンタメ小説…ではありません。 予備…

少年が「よしおくん」だったとは。
舞台に国も時代も感じさせない不思議な絵と物語。 背景は黒がベースで、文字のページも黒に白い文字。 …

O.ヘンリほど日本で読まれていなそうなのは 感想文が書きにくいから...かも。
O.ヘンリの感想文を書くなら、主人公たちに誤解があってもすれ違っても、悲しい想いをしても、ラストは「…

太平洋戦争末期。南の島で飢えと病に苦しむ兵隊たち。撤退も逃亡も食料を探して彷徨ったまま戻れないことも、敵の前に投降することも許されない。各々の罪状を題名にして描かれる理不尽で壮絶な兵隊たちの物語。
実際に裁かれた人たちの事件をベースに、名前や南方の島の名は架空のものを使っています。「聞き書き」とい…

新聞連載のとき読んで、一つずつ知識が増えたらきっと、次が楽しみだっただろうと思う
言葉の意味を、万葉集・古事記・日本書紀などの研究を基礎に各時代に書かれた(詠まれた)ものから その使…

妻のマルスリイヌの気持ちが読み取れないのが残念でもありますが…
主人公ミシェルの友人への独白を書き記したもの、というを形を取った作品。 そういう形式の作品では…

水平社を設立し各地に支部ができていく。けれども理不尽なことはまだまだ多い。
大きな希望は感じられる。宣言はこどもたちにも浸透している。 けれど道はまだ平坦ではないし、先の明か…

うっかり下巻から読んでいたのだった
読み終えるまで気が付かない私も私だけど、この本は「下巻」だったのです。 上下ちゃんと持っているにも…

暗闇があるから光が美しい
文:舟崎克彦(よしひこ)、絵:味戸(あじと)ケイコと表紙にあるのを見て、どちらも聞いたことのあるお名…

戦争の経過が楡家の面々にも重くのしかかってくる下巻。
もともとは大病院の子供として育った兄弟姉妹、そしてさらにその息子や娘。書生や多くのスタッフ。 誰も…