物価を考える デフレの謎、インフレの謎




飛びぬけた経済成長を遂げたことで「異常な国」とノーベル経済学者サイモン・クズネッツに言わしめた日本。60年後の今、見る影もない低成長からいよいよ抜け出せるか?
今の日本、同列先進国の中で異常な低成長で注目されている。 20年のスパンで見ても2000年にO…
本が好き! 1級
書評数:463 件
得票数:6747 票
仕事、FP活動の合間に本を読んでいます。
できるだけ純文学と経済・社会科学系のものをローテーション組んで読むようにしています(^^;
相場10年、不良債権・不動産10年、資産形成(DC、イデコ)20年と、サラリーマンになりたての頃は思っても見なかったキャリアになってしまいました。




飛びぬけた経済成長を遂げたことで「異常な国」とノーベル経済学者サイモン・クズネッツに言わしめた日本。60年後の今、見る影もない低成長からいよいよ抜け出せるか?
今の日本、同列先進国の中で異常な低成長で注目されている。 20年のスパンで見ても2000年にO…





手軽な外食と思っていたら、いつの間にか一杯1000円超えになっていたラーメン。 身近な大衆食だったラーメンはどこに行く?
本書をめくる前に1980年と2025年の「日本の消費者物価」、「ラーメン価格」を比べてみた。 IM…




お孫ちゃんがかかったようで、すがる思いで読んだ。 こういうのって、周りの人間のケア、環境整備に依存する部分が大きいんだな。
最近、離れたところに住んでいるお孫ちゃんがアトピーになった。 七転八倒し、お母さんである息子の嫁さん…




関ヶ原のなかでは変わった切り口だけど、これが本質なのかも。 多くの大名が実は「イソップのコウモリ」だった。
関ヶ原本は山ほどあるが、本書は卑怯者(?)二人に焦点を当てた異例の作品。 上巻では、秀次自害に…




ちょうど二年前に出た本。金利上昇前に出版されたけど、後半の締めの部分で金利上昇リスクについて述べていたのが鮮明に記憶に残っていた。
ここ数年、書店の店頭には投資本、マネー本が山ほど積まれている。 書店で可能な限り手にとって、ぱ…




裏切りの代名詞、小早川秀秋目線での政権崩壊の内幕が新鮮。上巻の舞台は「秀次粛清」「秀吉逝去」から「家康の策謀」までで、やはり三成の見せ方はややダーク。
豊臣政権崩壊を描いた作品はごまんとあるなか、本書にはたぶん最新の歴史考証が加わっているんだろうな。 …



空襲が激しさを増すなか、東京・両国から田舎に疎開させられた小学生。 著者の自叙伝的作品で、僕の父が著者と同い年、同じ体験をしており、他人事と思えなかった。
「冬の神話」(戦後二十年の昭和四十年出版)の後半部分にストーリーを追加。 平成二十年(戦後六十年)…




読んで改めて、江戸時代後期は庶民文化の熟成期だったことを認識した。 全十五話、まあなんとも女性の生き生きしていること。 以下長文注意!
収録されている十五の物語が「オール讀物」で足掛け十五年にわたって連載されたとか、後に映画化されたとい…




アジアでなぜ日本だけがいち早く権力分立体制、議会制を導入できたのか? 直近の世界情勢を見ると、トランプ・アメリカの未成熟さが浮かび上がる内容でもある。
政治外交史が専門で現在も東大名誉教授の著者が八十歳代になって執筆したもの。 本書のヒントをウォルタ…




現地参謀の暴走によって、不毛で経済価値が乏しい広大な国境地帯で起きた小競り合い。 これが第二次大戦の火ぶたを切ることになった。
著者は全編を通し、執拗に、そして感情的に非難の矛先を、関東軍の 「辻政信」 個人に向けている。 こ…




凄いと思うまで三回以上読み直す必要があった。直木賞受賞作でなければ、読むのをあきらめたかもしれない(長文注意!)
主人公は 樺太(サハリン~ここでの表記は樺太に統一) の地で旧ロシア帝国と日本の間で翻弄されながら生…




平戸松浦藩に連なる由緒ある家柄、普通部経由の慶応ボーイの兄弟。雲の上、別世界の人種の彼らがバブル期、歴史的な政治・経済の動乱の中心にいた。
「バブル兄弟」はぴったりのタイトルだけど、サブタイトルは「やりすぎ」かも。 バブルピーク株価は…




ユダヤ系アメリカ人、エルサレムに住んでいる著者が、パレスチナの人々についてここまで書いたことに敬意を表したい。
ユダヤ人に負い目があるドイツの首相まで「理解不能」と言わざるを得ないイスラエルの昨今の状況。 …




この人の作品を読んで思うのは、「最後はひとりぼっち」という人間の本来の姿なのだが、ラストは鮮やか!
「風の歌を聴け」から続いている作品群のひとつと言われるが、「羊をめぐる冒険」の続編と言ったほうがしっ…




事業譲渡、M&Aについて何冊か読んだ中で、素人視点ではあるけど、十二年前の本書が一番面白かったのだ。
企業の事業譲渡、ここ数年の間、中小・零細企業でニーズが急拡大している。 にもかかわらず、世の中のサ…




トランプがトップになる国。司法はどうなってる?……が動機だが、見えたのは全く違う風景だった。
著者のプリート・バララは元ニューヨーク連邦検事。 2009年にオバマ大統領(当時)に任命され、20…




「羊をめぐる冒険」以前の作品の情報を積み上げないと流れが見えない点では、これらはセットのストーリーなのだろう。
何も考えずに手にとったため、タイトルから「羊」シリーズの続編とは想像できなかった。 「僕」は今…




大都市圏の「家」に対する見方、考え方がわかりやすい。都心部で高さを求めて発展する街の姿はもうすぐ転機を迎えるだろうが、その後に来るものは何なのか?
著者の牧野さんはボストンコンサル~三井不動産~日本コマーシャル投資法人(J-REIT立ち上げ)……日…



子どもの頃からアシモフのSFものが好きだったため、思わず手に取ったが迷路にはまり込んでしまった。以下長文注意!
本書については、この分野の大先輩お二人が書評を書いていらっしゃることもあり、いつか読むべき本だと思っ…





春樹という色眼鏡を通さずに読むほうが良い。作品の正体は、素直で切ない純愛小説だった。
実は二十代前半のころ購入した、本書の初版本が本棚にある。 そのとき、最初の数十ページをめくって「文…