夜が少女を探偵にする(新潮文庫)【Kindle】

最近、ミステリの主人公、どんどんキャラが際立ってきてますね。
是非手にとって欲しい一冊






最近、ミステリの主人公、どんどんキャラが際立ってきてますね。

チャンドラーの代表作。探偵フィリップ・マーロウの代表作でもある。彼が調査する殺人事件が意外な事件と繋がっていた、という作品。

能に人生をかける主人公の姿と、最後の結末がうまく結びつかない。

なんといっても面白いのは、少女時代に戦争を体験した4人の女性たちが、男社会だった出版界に飛び込んで、翻訳に携わり、読み継がれる数々の名訳を残してきたその足跡を、丁寧なインタビューを基にたどる第一部。

「なぜ生きるか、これについては考えつづける他はなく、その時その時に私の出したこたえは、すくなくとも私にとってはその後の全人生をとおしての究極的解決とはならなかった。」(鶴見俊輔生命観の諸相、410頁)
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