炎環



初期の永井路子と20年後を感じた。ほとばしるものが見える昭和39年度の直木賞受賞作
鎌倉幕府草創期の複雑な情勢。その中で男たち女たちが腹黒く泳ぐ。1964年、昭和39年度下半期直木賞受…

本が好き! 1級
書評数:1374 件
得票数:25243 票
読む本の傾向は、女子系だと言われたことがあります。シャーロッキアン、アヤツジスト、北村カオリスタ。シェイクスピア、川端康成、宮沢賢治に最近ちょっと泉鏡花。アート、クラシック、ミステリ、宇宙もの、神代・飛鳥奈良万葉・平安ときて源氏物語、スポーツもの、ちょいホラーを読みます。海外の名作をもう少し読むこと。いまの密かな目標です。



初期の永井路子と20年後を感じた。ほとばしるものが見える昭和39年度の直木賞受賞作
鎌倉幕府草創期の複雑な情勢。その中で男たち女たちが腹黒く泳ぐ。1964年、昭和39年度下半期直木賞受…



どこまでが取材した真実で、どこからがフィクションか?
お初の松岡圭祐。ネタがなかなか興味深い。 ディズニーランドに準社員として入った後藤は、美装部員…




過去書評④ 思わぬところで、いきなり泣かされます。いやホント。魔術のような作品でした。
信じられない。最後の短編で泣いてしまった。これが計算されたものだとしたら、重松清は、戦略家もしくは、…



過去書評③ なかなか分かりやすく面白い本だった。よく売れた本ってイメージがある。
日本の近代戦争史と内外情勢をさらえて、興味深かった。 東大大学院の教授が、難関私立、栄光学園の…



新潮100チャレ② 最近読んでないな安部公房。これは・・砂がポイントだな、やっぱり。いやーな気分になります(笑)
名作系。しかしホラーであり、ファンタジーでもある。さらに日本を代表する芸術作品でもあるとのこと。 …



新潮文庫の100冊チャレンジ用にアップ。過去書評って懐かしくて、恥ずかしい。 この作品は、中心となる「絵」をすごく見たくなる。
西加奈子はやっぱり、西加奈子だな、と読了後すぐに思った。けっこう好きな部類に入る、恋愛小説。 …



中学生・藍子のモノローグ。ちょっとだけ感じるところはあったかな。
表紙のきれいさに目を惹かれて読んだ本。 あー、主人公・藍子は等身大だなと思ったが・・。 中…



同タイトルの他社文庫とはまた視点の違う集め方の短編集。コミカルで微笑ましい作中作「ろまん灯籠」から、日米開戦という時代の作品たちへー。
日中の戦争時、そして日米開戦のころ、太宰は何を書いたのか。 「ろまん灯籠」は角川文庫版で読んだ…



映画化の原作。主人公の若い扇野藩士・坂下藤吾は池松壮亮なんだけど、なぜかずっと玉木宏で想像しながら読んでいた。剣の達人にして浪人の新兵衛が岡田くん・・うーむ。カッコよすぎるな。
お家騒動、カネの動き、剣の達人に謎の裏組織、妻の愛。登場人物が多く事情が複雑で見せ場の多いエンタテイ…



ちょいミステリー青春ライトノベル。ハルチカシリーズ第4弾。出来がいいな、と思った。
静岡の高校吹奏楽部・穂村千夏と上条春太が活躍するちょいミステリー入り青春ライトノベル、ハルチカシリー…



未完。奇病に侵された稲子について、恋人の久野と稲子の母とは帰る道々、また同宿の旅館で会話し続ける。実験的な構成の作品。
未完の作品。興味深い手法。 川端康成は1964年から1968年、ノーベル文学賞を受賞する直前ま…




過去書評、こちらも上げる気になった。 トルコのノーベル賞作家オルハン・パムクのイスラム細密画絵師に関わる時代ものサスペンス・ミステリー。文明の衝突ー。
◼️オルハン・パムク「私の名は赤」上下 ノーベル賞。舞台はオスマン時代のトルコ・イスタンブール…




芝居掛かったストーリー立て、結末に人間くさい虚しさを感じた時、読んで良かったと思った。
詩人Kaの純粋さが政治からの距離になっている。悲劇というにはあまりに現実の恋愛的ー。 ちょっと…



心が刻まれるような、それでいて深遠な感覚。トルコのノーベル賞作家パムクがトルコの現代社会に切り込んだ代表作。緊迫感の中主人公は! どこかのんびりしている・・。
トルコのノーベル賞作家パムクの代表作。突き刺さるような緊張感のある設定をする人。その中で主人公にはど…



フランス語、さわってみました。少し読めるようになると気分がいい。
たしかに、すこーし分かるようになったかな。 かつてフランス映画をたくさん観ていながら、パリにも…



面白いかと問われれば、興味深くはある、と答える。小説らしい遊びのある短編集。
前に読んだ「東京奇譚集」などで短編集には好感を持っていた。「ノルウェイの森」直前に出た短編集。んー若…



こぶとりじいさんや怪談、訓辞めいた話まで。今昔や他の説話集ともクロスしていて、人気ある説話、というのも見えて面白い。
羅刹女怖かった。古典説話らしい物語集。 ユーモラスといえばそう。鎌倉時代にまとめられた説話集。…




ドキドキドキ。物語の持つ魔力。絶品ですね。
ドキドキドキ。アガサの偉大さを改めて思い知る。 孤島の館に集められた男女10人。レコードによる…




おりんの沈黙の動作、雪・・悲しすぎて、心に迫る。
心に迫る、突き抜けた物語。カンヌのパルム・ドールで覚えていた。 姥捨、棄老伝説をもとにして作ら…



ライス系、好きっす。
ライス系、好きです。読んでて腹がへりました。 シリーズ5巻め。これまで順番を気にせずバラで読ん…