波津雪希さん
レビュアー:
▼
ループ系、もしくは並行次元を描いた作品です。
著者の『夜行』や『ペンギン・ハイウェイ』が
面白かったので『四畳半神話大系』を読んでみました。
著者の作品のうち、『夜行』や『ペンギン・ハイウェイ』よりも
『夜は短し歩けよ乙女』に近い作品でした。
読み終えた後、インターネットで調べてみると
2010年に『ノイタミタ』枠でアニメ化されていたことを
知りました。『夜は短し歩けよ乙女』も混沌とした作品ですが
本書も同じ様に混とんとしています。
話が前に戻ってしまうのは、何故なんだろうと
考えながら読んでいると主人公が住む『下鴨幽水荘』を
舞台にしているが、様々な行動が変わっていることに
気が付きました。でも、最後には蛾の大群に
襲われた明石さんを助けることは、変わりません。
並行次元を描いているのか、シチュエーションを
変えて人生の枝分かれを変えても、辿り着くところは
一緒だと云うことを示したかったのかは判りませんが
そのあたりを踏まえて読んでいかないと
読んでいるページが戻ってしまったかのような
錯覚に陥ります。個人的には『夜は短し歩けよ乙女』のように
ちょっと片手間に読みのは厳しい作品でした。
面白かったので『四畳半神話大系』を読んでみました。
著者の作品のうち、『夜行』や『ペンギン・ハイウェイ』よりも
『夜は短し歩けよ乙女』に近い作品でした。
読み終えた後、インターネットで調べてみると
2010年に『ノイタミタ』枠でアニメ化されていたことを
知りました。『夜は短し歩けよ乙女』も混沌とした作品ですが
本書も同じ様に混とんとしています。
話が前に戻ってしまうのは、何故なんだろうと
考えながら読んでいると主人公が住む『下鴨幽水荘』を
舞台にしているが、様々な行動が変わっていることに
気が付きました。でも、最後には蛾の大群に
襲われた明石さんを助けることは、変わりません。
並行次元を描いているのか、シチュエーションを
変えて人生の枝分かれを変えても、辿り着くところは
一緒だと云うことを示したかったのかは判りませんが
そのあたりを踏まえて読んでいかないと
読んでいるページが戻ってしまったかのような
錯覚に陥ります。個人的には『夜は短し歩けよ乙女』のように
ちょっと片手間に読みのは厳しい作品でした。
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- 出版社:角川書店
- ページ数:405
- ISBN:9784043878017
- 発売日:2008年03月25日
- 価格:700円
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