戦線の東京の静かな町。
そこにあるカフェで働く女給さんたちの日常を淡々と。
読み始めは、ありがちな「私の細々とした心の動きの小説」
かと感じて読むのをやめよう、とした。
ところが、である。
連作短編的な小編を読み進めていくと
主役級のタイコ姉さん、の人物造型が、
にクリアなものと
なってきたのだ。
タイコ姉さん、それをとりまくカフェや人物の造型。
ぐいぐいと内面に入るものではないが、その行為を通じて
内面にぴかっとスポットが当たるような、、、
一言でいうとその表現は「分かりやすい」が「典型的ですらあるが、悪くない」。
とても軽い小説なんだけど「心に残る一冊」となった。
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